中古車の新時代を切り拓く「Carnny」
2015年夏にスタートした「Carnny」は、中古車の新しい売買のかたちを提案するソーシャルマーケットプレイスです。このサービスは、個人が所有する車を直接他の個人に売却できるプラットフォームを提供し、消費税や無駄な中間コストを削減することで、多くの人々に安価で質の高い中古車を提供することを目指しています。
Carnnyの機能と先進性
Carnnyにおいては、売却希望のユーザーが所有している車をあらかじめ登録することで、購入希望者からの直接購入が可能となります。これにより、従来の中古車流通経路で発生する経費を削減し、より適正な価格での取引を実現します。また、車の整備や書類手続き、査定業務がクラウドソーシング化されることで、購入者にとって安心でスムーズな個人売買が可能となります。
誕生の背景
Carnnyの創業者であるイワイ氏が、自らの車を売却する際にFacebookで友人に呼びかけたことがきっかけです。そこで提示された価格は、従来の業者からの見積もりを大きく上回るものでした。この体験から、個人間の取引には大きな可能性があると確信したイワイ氏は、個人から個人への安全かつ安価な取引を提供するサービスの必要性を感じ、Carnnyを立ち上げることを決意しました。
日本における個人売買の現状
現在、日本国内の中古車流通のうち、個人間での売買はわずか1%とされています。この数値は、先進国の中でも特に低く、背景には車検制度や名義変更、購入後の保証の複雑さが影響しています。一方で、海外を見ると、特に消費税が高い国ほど、個人売買の比率が高いことがわかります。
世界を見据えたビジョン
国内の中古車市場は縮小傾向にありますが、国内ユーザーに安心して利用できるサービスを提供することは最重要課題です。しかし、将来的には海外市場への展開を視野に入れています。アフリカや東南アジアを含む新興国では、日本車を必要とする需要が高まっており、中古車輸出の可能性は無限大です。Carnnyは、いつか世界中のユーザーに向けて、スマートで効率的な中古車マーケットプレイスを構築していこうと考えています。
事業内容と企業概要
「Carnny」の運営会社であるCARNNY株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、2015年に設立されました。代表取締役CEOのイワイ氏は、常に業界の課題を解決し、ユーザーの期待を超えるサービスを提供することに全力を尽くしています。これからのカーライフがどのように変わるのか、Carnnyの動向に注目が集まります。
詳細については、公式ウェブサイト
Carnny をご覧ください。