MUSINSAが提案する最新の韓国ファッション
韓国のオンラインファッションプラットフォーム「MUSINSA(ムシンサ)」は、2024年の春夏シーズンに向けた「25SS・ムシンサシーズンプレビュー」を開催しました。このイベントは、2024年8月29日から9月1日までの間、ソウル市城東区聖水洞にあるムシンサスクエア聖水4で開催され、多くのファッション関係者やバイヤーが集まりました。
多彩なブランドの新作をお披露目
参加したのは、韓国の著名デザイナーブランドをはじめ、新進気鋭のブランドまで30以上。これらのブランドが発表した新作は、特に若者の間で注目を集め、多くの来場者を迎えました。これまでのイベントを通じて、累計で5万人以上が訪れたという人気の高さが証明されています。
国内外のバイヤーも参加
今回のシーズンプレビューには、国内外からのセレクトショップのバイヤーを招待。韓国ブランドのグローバル展開を視野に入れた取り組みとして、会場内にはB2B取引のファッションショールームも設置され、さまざまなビジネスチャンスが生まれる場となりました。日本から参加した「Auntie Rosa(アンティローザ)」のバイヤーは、「日本の若者が韓国ファッションに強い関心を持っていることを実感した。新しい個性を感じ取ることができた」と、高評価を与えました。
さらに、ユナイテッドアローズやトゥモローランドのバイヤーたちも、ムシンサが提供したイベントのクオリティや演出に感銘を受けたという声が寄せられました。
韓国ファッションの新たなプレゼンス
ムシンサは、国内で定期的に東京ショールームを設け、国際市場に向けた取り組みを進めています。これまでの実績をもとに、韓国ブランドと海外バイヤーとの交流の場を提供し続けることを目指しています。ファッション業界の関係者が集まり、顧客との双方向なコミュニケーションができる新しいスタイルが、生まれつつあることを示しています。
今後の展望
従来のファッションウィークに比べて、ムシンサのシーズンプレビューは、より多くのステークホルダーが参加することを可能にし、リアルタイムでの意見交換が活発化。ファッションエコシステム全体として、多角的なフィードバックを実現する場になっています。
今後も、ムシンサが韓国ファッションのトレンドをいち早く発信し、海外市場での競争力強化に寄与することが期待されています。2022年7月には「MUSINSA GLOBAL STORE」を立ち上げ、2024年2月時点で約1500ブランドが入店していることから、ますますの活躍が予想されます。