農園主募集:雄勝町の未来を共に創る
宮城県石巻市雄勝町で、一般社団法人MORIUMIUS FARMが新たな一歩を踏み出します。2011年の東日本大震災により、深刻な被害を受けたこの地域では、地域創生と持続可能な自然再生に官民が協力して取り組んでいます。その一環として、日本財団の支援を受け、2025年秋に「海と食の学びの体験施設」が開設されることが決定しました。
この新しい施設は、地域の食と自然をテーマにした多彩な体験を提供し、訪れる人々に自然とのつながりを体感してもらうことを目的としています。
農園主の役割
さて、このプロジェクトの一部として、モリウミアスファームでは新たに「農園主」を募集します。2024年9月1日から始まる応募期間中、地域の未来に貢献したい方々を広く求めています。この取り組みは、ぶどうの栽培からワイン醸造まで学べるコミュニティ『OGATSU SHIZUKU TEAM』の設立と共に進行します。
農園主としての参加には、一口5万円の出資が必要ですが、これによりさまざまな特典が提供されます。特典には、あなたの名前が記載されたぶどう畑の区画、オリジナルワインの年1本の提供、地元の美味しい海の幸を楽しめるレストランへの招待、そして年に1回のワイン試飲会が含まれます。
持続可能な未来の創造
モリウミアスファームは、農業を通じて地域社会の未来を育むことを目指しており、子どもから大人まで一緒に学び、体験できる「複合体験施設」の建設は、その重要なステップです。また、ブドウ栽培やワイン生産のルートを通じて、地域の、そして家庭の幸福につながる環境づくりを支援します。
活動内容とスケジュール
オガツ シズクチームでは、ぶどう栽培からワイン醸造まで、包括的な学びの機会を提供します。今年の収穫は山形、明年の春には新たな植樹も予定されています。乾燥や水の浸透に配慮しながら、持続可能な農業技術を駆使したフレッシュなアプローチで、食の循環を作り出します。
1.
2024年9~10月:ぶどう収穫(山形)
2.
2024年11月:腐葉土作りや土壌改善
3.
2024年12月:ワインの瓶詰め(宮城)
これらのプロジェクトは、地域コミュニティとともに形成し、育てていくものです。
モリウミアスファームの背景
モリウミアスファームは、津波被害の復興を願い、2023年に設立されました。このプロジェクトは、地元のニーズを反映させながら、リジェネラティブ農業を実践することで、地域資源の有効活用と生物多様性の保全を目指しています。力強いサポートを受けて、これまで数百名の協力者からの支援も受けており、その活動は広がりを見せています。
最後に
農園主募集の申し込みは、公式サイトから可能です。支援を通じて、雄勝町の未来を共に育て、素晴らしいコミュニティの一員になれる機会をぜひお見逃しなく。あなたの参加が地域と自然を再生させる力となるのです。ご応募を心よりお待ちしています。