SmartHRが業務基盤を一新
日本のクラウド人事労務ソフトであるSmartHRが、Notionのエンタープライズプランを全社的に導入したことを発表しました。これにより、SmartHRは業務の効率化と生産性の向上を図り、さらに「AI-Ready」な環境を整えることを目指しています。
SmartHRのミッション
SmartHRの掲げるミッションは、「労働にまつわる社会課題を解消し、誰もがその人らしく働ける社会をつくる」ことです。この理念に基づき、SmartHRは、労務管理、タレントマネジメント、勤怠管理、給与計算など、多岐にわたるサービスを提供しています。
課題の解決
企業の成長に伴う社内ドキュメントの増加により、情報の分散とサイロ化が問題となっていました。これにより、新旧の情報が混在し、正確かつ迅速な判断が難しくなっていました。また、業務基盤として使用するツールにおいて、十分にAIが活用できない点も課題でした。これらを解消するために、NotionおよびNotion AIの導入が決定されました。
3つのスペース管理
SmartHRは、Notionを全社業務基盤として利用し、情報共有を加速させるために、「全社ポータル」「部門スペース」「ゲストスペース」の3つの基本的なスペースを設けています。全社ポータルでは経営情報や制度の共有を行い、部門スペースでは各部門のプロジェクト情報や議事録を管理します。また、ゲストスペースを活用して社外の関係者とも情報共有を行う予定です。
生産性向上へ向けた取り組み
SmartHRは、NotionやNotion AIを日常的に活用することで、社員の生産性向上を目指しています。今後、Notion上でナレッジの整理を進め、正確で最新の情報が容易にアクセスできる業務基盤を整備する方針です。
SmartHRのビジョン
SmartHRのCFOである小西芳樹氏は、自律的なドキュメンテーション文化を持つ組織を目指しており、オープンでフラットな環境を大切にしています。2030年には売上1000億円を目標に掲げており、必要な情報に迷わずアクセスできる仕組みの構築を進めています。
Notionの役割
Notion Labs Japanのゼネラルマネージャーである西勝清氏は、SmartHRのNotion導入がナレッジマネジメントの課題解決に貢献すると述べています。情報の分散や構造化の悩みについて、NotionとNotion AIが最適な解決策を提供できると期待しています。
SmartHRとNotionの相乗効果
SmartHRがNotionを導入することで、社員一人ひとりの意思決定とコラボレーションの加速が期待されています。今後も、Notionは業務の効率化を支援し続けるパートナーとして、全力でサポートを行っていく方針です。
会社概要
株式会社SmartHRは2013年に設立され、2015年に「SmartHR」をリリースしました。ペーパーレス化により業務効率化を進め、日本国内外の多くの企業をサポートしています。また、Notionはプロジェクト管理やナレッジ整理を促進する革新的なプラットフォームとして、多くの企業に支持されています。
公式サイト:
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Notion