「まちまもり」始動
2026-09-13 17:32:16

鳥獣被害の通報を一元化する新しいシステム「まちまもり」

近年、鳥獣による農作物の被害が深刻化しており、全国での被害額は2024年度には188億円に達したと報告されています。特にシカやイノシシは農業に大きな影響を及ぼし、クマの人身被害も過去最多に。こうした中で、福井県あわら市の合同会社まちまもりが新しく導入した通報窓口「まちまもり」が注目されています。このシステムは、住民が被害を写真と地図で簡単に報告できる仕組みで、課題だった情報の埋もれを解消することを目指しています。

代表の岡田氏は、自ら農家としての経験を持ち、その経験から生まれたアイデアです。「クマが出た」「イノシシに畑を荒らされた」といった声を住民が気軽に報告できる場が必要だと感じ、システムの開発に至りました。住民は電話やメールを使わずに簡単に通報できるため、忙しい方でも参加しやすくなっています。

使用方法は非常に簡単で、住民が3つの手順を踏むだけです。まず、被害を受けた場所の写真を撮り、地図で指定し、その情報を送信する。これにより、自治体は迅速に状況を把握し、対応を検討することができます。特に、農業を営む岡田氏は、自分の畑の被害を通じて地域の問題を深く理解しており、農業の現場に役立つシステムであることを強調しました。

さらに、今後の展望として「まちまもり」は、鳥獣被害に限らず、道路の問題や不法投棄など他の分野への拡大も計画しています。これにより、住民が地域の問題を一元的に通報できる窓口として機能することが期待されています。

「2026年9月から参加自治体を募り、実証期間中の料金は無料です。」とのこと。興味のある自治体はぜひ参加を検討するべきです。このシステムは、記録を収集して問題を可視化し、住民の不安を軽減すると共に行政の負担を減らす意義があります。データは管理画面で確認でき、関係者が必要に応じてアクセスできるようになっています。

岡田氏は「農村部では鳥獣被害が増加する一方で、人口は減少している。情報が埋もれがちな中、記録を集め、住民と自治体の関係を深めることで、より良い対策が進められる」と語ります。

実証期間が終了した初期参加自治体には、特別なバージョンの提供を考慮しており、地域のニーズに応じた機能が追加される可能性もあります。これは、地域の担当者が提案した内容に基づき実施されるため、各自治体にとってメリットがあるでしょう。

最後に、このシステムの利用が全国に広がれば、被害の記録と対策が進化し、地域の未来が明るくなることを期待しています。今後、「まちまもり」を通じて日本中の農業や生活環境が守られることに期待しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
合同会社まちまもり
住所
福井県あわら市山十楽11-11
電話番号
090-8098-8042

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。