映像業界の革新!J:COMが実現した次世代リモート生中継
最近、映像業界において新たな可能性を示す取り組みが行われました。J:COM株式会社が、TBSテレビとWOWOWとの共同開発によって、独自の映像・音声・制御信号伝送ソフトウェアである「Live Multi Studio(LMS)」を採用し、超低遅延でのリモートカメラによる生中継を成功させたのです。
この技術が光ったのは、2026年6月16日に放送された『北海道神宮例祭 神輿渡御』においてです。特別番組として、J:COMチャンネルや地域情報アプリ「ど・ろーかる」、さらにはYouTubeでも同時配信が実施されました。この取り組みは、地域に根ざした伝統行事を新しい形で届けることを目的としており、映像伝送の技術革新が大いに活用されています。
北海道神宮例祭「神輿渡御」とは
「北海道神宮例祭」とは、札幌市で毎年開催される祭りで、そのフィナーレを飾るのが神輿渡御です。約1,500人が歴史装束を身にまとい、神輿を御神体として札幌市内を巡幸し、市民の平安と繁栄を祈念します。J:COMはこの祭りの様子を2017年から毎年生中継しています。
超低遅延技術「LMS」の特徴
今回の生中継で用いられた「LMS」は、特許技術「Multi Latency」を駆使し、映像の質と操作性を両立させています。カメラ操作用の映像は約0.2秒の遅延で受信する一方、メイン映像は約1.6秒の遅延があり、両者の同期を保ちながらスムーズなカメラワークを実現しました。また、Starlinkを通じた安定した通信が、祭事のように混雑する現場でも威力を発揮しました。
さらに、使用された中継カメラにiPhoneを採用したことで、システムの多機能性と高機動力も実現。これにより、映像伝送、OA受信、放送用と配信用のタリー信号の同時受信が可能となりました。
ケーブルテレビ局の未来を支える「LMS」の展望
TBSとWOWOWは、J:COMとの取り組みを通じて、機材の軽量化や人員の最適化、放送品質の維持を同時に達成するリモート制作の新たな可能性を示しました。昨今の地域イベントや災害時の緊急中継において、放送局の役割はますます重要性を増しています。
LMSは、インターネットやStarlinkのインフラを活用することで、高価な専用機材がなくても放送クオリティの高いコンテンツを提供できます。これにより、全国のケーブルテレビ局やコンテンツ制作者にとって有意義な選択肢が増加し、地域から世界へ魅力を発信する手助けとなるでしょう。
さらに、LMSを取り入れたシステムの導入についての問い合わせも受け付けていますので、映像伝送における課題をお持ちの事業者や担当者にとっては、非常に価値のある情報となるでしょう。
これからも引き続き、映像技術の進化と地域活性化に貢献する取り組みを広めていく予定です。興味がある方は、ぜひLMSの販売担当にご連絡ください。
実施概要
- - 対象イベント:北海道神宮例祭 神輿渡御(生中継・生配信)
- - 実施日:2026年6月16日
- - 使用された主要技術:
- Live Multi Studio(LMS)による映像・音声・制御信号伝送
- Starlinkによる衛星通信接続
- Multi Latency技術(特許取得済み)による映像・制御の最適化
- iPhoneによるOA返送・マルチタリー受信システム
最後に、LMS販売担当の連絡情報は以下の通りです: