舞茸を使った新たな万能調味料『舞茸つゆ』の誕生
宮城県黒川郡大和町に位置する株式会社七つ森ふもと舞茸は、地元の老舗企業、株式会社だい久製麺とタッグを組み、規格外の舞茸をふんだんに使用した新しい調味料『舞茸つゆ』を開発しました。この商品は、2025年8月27日(水)より、宮城県のスーパーマーケットや産直市場で販売されます。
より良い未来へのソリューション
この『舞茸つゆ』は、規格外とされ、廃棄される運命にあった舞茸を有効活用するという目標から生まれたものです。舞茸はその栽培の難しさから、外見にばらつきがある場合が多く、流通が難しいことが原因です。しかし、味や香りには全く衰えがありません。生産者たちは「最後まで美味しく食べてほしい」という願いを込めて、地元企業との協業を実現しました。
舞茸の旨みを徹底的に引き出す
『舞茸つゆ』では、香り高く、肉厚な「七つ森ふもと舞茸」の旨みを最大限に引き出しています。さらに、だい久製麺が培ってきた秘伝のつゆベースと絶妙にブレンドし、独特で上品な風味を生み出しました。この調味料は、そばやうどんだけでなく、煮物、炒め物、炊き込みご飯など、さまざまな料理に利用できる「万能調味料」として推薦されます。
フードロス削減への取り組み
本商品の開発には、フードロス削減への強い思いが込められています。規格外品として廃棄される舞茸が少しでも多くの人々に楽しんでもらえるよう、地方の味覚を再発見する手助けをすることを目的としています。こうした取り組みを通じて、地域の農業と食文化の魅力を広めていきたいとの思いも込められています。
販売情報
『舞茸つゆ』は、450円(税込)で販売される予定です。販売所は、七つ森ふもと舞茸の農場直売所や花野果ひろば、さらに宮城県内のスーパーマーケットや産直市場となります。詳細な情報は、公式ウェブサイトやインスタグラムで順次発表されますので、ぜひご確認ください。
今後の展望
今後、株式会社七つ森ふもと舞茸は、地域の農業や企業との連携をさらに深めていく予定です。地元の魅力を詰め込んだ商品開発を目指す「食のまほろばプロジェクト」も始動し、『舞茸つゆ』はその第一弾として位置づけられています。また、シンガポールへの輸出実績もあり、海外市場への販路拡大も視野に入れています。世界中で広がる日本食ブームを受け、地域の魅力を国内外に発信する取組みを進めていく予定です。
このように、舞茸の魅力を活かしながら、地域の食文化を支える新しい試みが始まりました。未来の食材の可能性を感じる素晴らしい商品『舞茸つゆ』をぜひご期待ください。