廃業した真珠養殖場を再生した複合施設「UMILABO」が創業2周年イベントを開催
三重県志摩市の複合リトリート施設「UMILABO」が、2024年7月20日に創業2周年イベントを開催します。当日は、志摩市との包括連携協定締結式も行われ、「英虞湾の活性化」に向けた取り組みを本格化させます。
イベント内容
イベントでは、英虞湾を眺めながらの「モルック」体験や、貸出ボードによる「SUP」体験、地元食材を使ったフード販売などが予定されています。さらに、志摩市長や参加者らで廃棄された真珠養殖機材や貝殻を用いて、英虞湾をテーマにしたアートワークを制作する予定です。完成した作品は「UMILABO」に飾られ、制作の様子は後日、同施設のホームページで公開される予定です。
「UMILABO」が誕生した背景
「UMILABO」は、明治時代から盛んだった真珠養殖業が衰退し、廃業した真珠養殖場を再生した施設です。かつて約1,300もの真珠養殖場が存在した英虞湾には、現在、約300箇所以上の養殖場が空き家として残されています。
「UMILABO」の代表取締役である川野晃太氏は、祖父と父が営んでいた真珠養殖場を新たな形で再生し、志摩の発展に貢献したいという思いから、老朽化した養殖場のリノベーションに着手しました。
リトリート施設として生まれ変わった「UMILABO」
「UMILABO」は、ワーケーションやリモートワークに対応したコワーキングスペースや宿泊施設、キャンプ場などを備えています。大自然に囲まれた環境で、心身をリフレッシュしながら、仕事や休息を楽しむことができます。
地域活性化への取り組み
「UMILABO」は、地域内外の人々をつなげ、伊勢志摩にとどまらない地域の海洋課題の解決を目指しています。地元企業や学生と連携したインターシップやハッカソンなどのプログラムも実施しており、地域活性化に積極的に貢献しています。
イベント詳細
日時: 2024年7月20日(土) 13時〜16時
場所: UMILABO(三重県志摩市阿児町鵜方3626-29)
内容: アート体験 / SUP体験 / モルック / キッズプール / 地元食材を使ったフード提供 / 志摩市とうみらぼの包括連携協定締結式典
「UMILABO」について
設立: 2022年7月
代表取締役: 川野 晃太
事業内容: 宿泊事業、人材事業
資本金: 900万円
本社: 三重県志摩市
企業URL: https://umilabo.co.jp/
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