FZ farm Furusato Vineyardの挑戦
約50年の歴史を持つぶどう園が、新たなオーナーシップのもとで生まれ変わります。株式会社フォンスは、信州の食文化を広めてきた企業であり、2025年にサッポロビールのFZ farm Furusato Vineyardの経営を引き継ぎました。このぶどう園では、初めての収穫を迎え、ファーストヴィンテージの誕生が期待されています。
FZ farm Furusato Vineyardは、長野市富竹に位置し、約2.8ヘクタールの面積を持つ自然豊かな土地です。この地では、伝統的な農業技術を活かしながら、新たな挑戦が続けられています。近年は高齢化が進む農業界において、維持が難しい古いぶどう樹を引き継ぐことで、新しい生命を吹き込もうという想いが込められています。
未来に向けた新しいチーム
FZ farm Furusato Vineyardの新たなチームには、大学で土壌研究に取り組んできた専門家をはじめ、山形県や長野県のワイナリーでの経験を持つメンバーが参画しています。彼らは、「いつか自らの手で作物を育てたい」と願うソムリエ資格保持者と共に、ぶどう作りに熱心に取り組んでいます。
会議室やオフィスを超え、社員が畑に集まり、実際に手を動かすことで「自分たちが提供するワインのルーツを知る」ことを楽しんでいます。彼らの手によって丁寧に育てられたぶどうは、静かに完成のときを待っています。
自然と対話するワイン造り
FZ farmでは、環境への配慮から除草剤の使用を完全に廃止し、土壌の改善に力を入れています。50年の歴史を持つ木々に対話し、その土地特有の力を引き出す自然農法を実践。特に、お客様とともにその年の変化を楽しむことを大切にし、常に新しい挑戦を続ける姿勢が求められています。
2025年のファーストヴィンテージでは、シャルドネやリースリング、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョンなどの品種が登場。合計5500本のワインが生産され、それぞれに独自の個性を持った仕上がりとなる予定です。
期待されるワインの特徴
“Furusato Vineyard Chardonnay & Riesling 2025”は、少し甘みを残した飲みやすいペティアン。さらに、クリーンでピュアな味わいのシャルドネや、ドライでキレのあるメルロー・ロゼが特徴的。このように、各ワインが持つ香りや味わいは、それぞれのお料理との相性の良さにも定評があります。
まとめ
FZ farm Furusato Vineyardは、自然農法と新しい挑戦の融合を実現しつつ、長野の食文化をより豊かにするための新しい第一歩を踏み出します。2026年の夏に、FZ farmからのファーストヴィンテージが提供されるのを楽しみにしています。これは、地域の自然と伝統を受け継ぎながら、新しい歴史を築いていく物語の始まりです。