夏休みに子どもたちを支える「子ども応援プロジェクト」始動!
今、私たちが直面しているのは、食品ロスとともに生活に困窮している世帯です。農林水産省の発表によると、日本では年間約472万トンもの食品が廃棄されています。この膨大な数の裏には、食事に困っている方々が存在します。これを受け、NPO法人フードバンクイコロさっぽろは「子ども応援プロジェクト」を立ち上げ、給食のない夏休み期間に道内の育児家庭300世帯に食品を無償で提供する取り組みを行います。
フードパントリーの意義
フードパントリーは、企業や個人から寄贈された食品を必要としている家庭に届けるサービスです。フードバンクイコロさっぽろでは、食材の寄附を受け、その分を地域の家庭に届けます。このプロジェクトは、社会の隅々で生じている「もったいない」という食品ロスを減らし、同時に子どもたちが安心して夏休みを過ごせるようにするためのものです。
取り組みの詳細
このプロジェクトは、2023年5月15日から7月14日までの2ヶ月間、強化期間として開催されます。主な目標は以下の2つです:
1.
食品の受け取り強化
- 各自治体や社会福祉協議会と連携して、必要な食品を300世帯に確実に届けるため、10万トンの食品受け取りを目指します。
- 昨年度は250件の寄贈があり、皆の力を集めれば大きな成果に結びつきます。企業や個人の皆さまのご協力をお願いしています。
2.
寄付の強化
- 送付コストや段ボール、ガムテープなどの必要経費はすべてNPOの負担です。このため、50万円の寄付金を目指しています。寄付してくださった方は、支援の証明として小包に名前を入れることができます。
寄附先と支援のお願い
寄付はオンラインで簡単に行えます。クレジットカードでの寄付に対応しており、寄付の際には「子ども応援」とメッセージを添えていただければ、支援の記録に反映されます。詳細は
こちらからご確認ください。
フードドライブの利用
寄付は直接イコロに送るだけでなく、フードドライブコーナーを通じてもできます。協賛企業や団体が設置するコーナーに持ち込むことで、手軽に支援が可能です。札幌市内の各場所にも設置してありますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
「子ども応援プロジェクト」は、未来を担う子どもたちのために、地域の協力を得ながら食品を確保し、必要な家庭に届くように支援を行います。皆で力を合わせることで、多くの家庭に笑顔を届けることができるのです。この夏、皆さんの温かいご支援をよろしくお願いします。
- - NPO法人フードバンクイコロさっぽろは、2018年に設立され、地域でのフードロス削減とセーフティーネット構築に努めています。詳しい活動内容については、公式ウェブサイトやSNSでも発信していますので、ぜひご覧ください。
共に支え合い、未来の子どもたちを支えるこのプロジェクトに、ぜひご参加ください。