熊本の復興を支え合う「ブルーシード大作戦」
熊本地震の影響で多くの人々がその痛みを抱えながら生活しています。そんな中、熊本の自立的復興を目指すプロジェクト「BRIDGE KUMAMOTO」が「ブルーシード大作戦」を開催します。これにより、復興支援に新たな活力を与えることを目指しています。
プロジェクトの背景と目的
「ブルーシード(青いたね)」というキャッチフレーズのもと、ブルーシートという素材をリサイクルし、ポジティブなメッセージを込めたトートバッグを制作・販売します。ブルーシートは熊本地震の際に大量に発生しましたが、それを被災地の象徴から希望へと変えることが本プロジェクトの狙いです。
この取り組みを通じて、売上の一部は「BRIDGE KUMAMOTO」の運営費用や地元への支援金に充てられ、長期にわたり被災地に関心を向けることができるのです。また、熊本発のアパレルブランド「sitateru®」とのコラボレーションにより、高品質なバッグを実現しています。
「ブルーシードトートバッグ」の特徴
バッグは熊本で回収されたブルーシートを使用し、BRIDGE KUMAMOTOのスタッフが手作業で丹念に洗浄を行いました。その後、耐久性を高めるため裏地をつけ、実用性にも優れたトートバッグが完成しました。サイズは高さ30cm、幅33cm、奥行き15cmで、価格は3900円です。使用者にとっても快適で、環境保護に貢献するアイテムとなっています。
イベントの詳細
「ブルーシード大作戦」の一環として、2016年11月4日に表参道のTRUNK HOTELでレセプションパーティを開催します。このイベントではトートバッグのお披露目や、BRIDGE KUMAMOTOの活動報告が行われます。事前購入される方は2500円、当日参加の方は3000円ですが、チケットには熊本の食材を用いた軽食とドリンクが一杯付きます。
イベントの内容は、トークショーや音楽ライブ、フード試食会など多彩なプログラムが用意されており、また熊本の現状を知り、交流を育む良い機会となることでしょう。
熊本の復興に対する新たな視点
「BRIDGE KUMAMOTO」という名称には、『架け橋』を意味する思いが込められています。地震の影響で物理的な橋が崩落したとしても、人々や支援者が繋がり、共に復興へ向けて進む姿勢が求められています。
このプロジェクトは、被災地域のクリエイターや事業者が共同で助け合いながら、地域の個性を反映させた復興策を実践するための要となるものです。
今後も、こうした活動が広がり、熊本が再び活気ある地域に戻ることを願っています。興味がある方は、ぜひイベントへの参加を検討してください。
詳細は、
BRIDGE KUMAMOTOの公式サイトや
イベントページをご覧ください。