東日本大震災から15年が経過した2026年3月11日、福島県郡山市のJR郡山駅前西口広場にて「復興の灯火プロジェクト」が行われます。このプロジェクトは、震災の記憶を風化させないために、地域の伝統文化である海老根伝統手漉和紙を用いて、復興への思いを次世代に受け継いでいくことを目的としています。昨年同様、郡山女子大学短期大学部の学生や地元の中学生、高校生などが参加し、約350基の灯ろうを制作しました。これらの灯ろうは、地域の人々が共に手を取り合いながら作り上げたもので、訪れる人々に温かい光を届けます。
当日のプログラムは、17時から開会式が行われ、郡山女子大学短期大学部幼児教育学科の学生による音楽演奏とともにスタートします。そして、参加者全員で灯ろうを点灯し、復興への想いを新たにします。開催中は、福島県県中地方振興局主催のキャンドルナイトも同時開催され、復興の現在の状況が紹介されるブースや、災害時の食事をテーマとしたブース、さらにはミニキャンドル制作体験ができるブースなども設けられます。これにより、地域の伝統文化を深く理解し、災害に対する備えを学ぶ貴重な機会となります。
震災の影響を受けた人々とその経験を共有するため、このプロジェクトは、ただのイベントではなく、地域のつながりを再確認し、未来に向けた教訓とする重要な場です。復興の灯火プロジェクトは、郡山女子大学短期大学部を中心とした地域のさまざまな団体と連携し、毎年開催されています。今年は8回目となるこの取り組みを通じて、参加者の心に記憶を刻み、未来へつなぐ象徴的なイベントとなることでしょう。
なお、当日は天候によって内容が変更される可能性があるため、詳しい情報は指定のホームページでご確認ください。復興の灯火プロジェクトを通じて、郡山が誇る地域の伝統や文化をあらためて感じていただければと思います。