建設産業の魅力を伝える作文コンクールで国土交通大臣賞を受賞！

建設産業の未来を描く「こうじげんばのひと」

令和7年度の「建設産業に関する作文コンクール」で、株式会社香山組の寺田昌司氏が国土交通大臣賞を手にしました。このコンクールは、国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会が主催。建設業界の役割や重要性への理解を促すことを目的としています。寺田氏は452作品の中から最上位賞を受賞し、これは近畿地方整備局管内で初の快挙です。

受賞作品『こうじげんばのひと』では、鉄鋼メーカーから建設業界へ転身したことを背景に、現場で奮闘する技能者や技術者の姿を描きました。特に「こうじげんばのひと」という言葉に込めた思いは深く、自身が学んだことをもとに一般の人々にも理解しやすく表現することで、建設業の魅力を広めようとしました。

寺田氏の作品は、建設現場で働く人々の重要性を実感させるものとなっており、特に子どもたちが将来の理想である職業の一つとして「こうじげんばのひと」が自然に思い浮かぶような時代を築きたいという願いが込められています。彼は「この職業が当たり前に選ばれる時代を作りたい」と熱く語っています。

表彰式は令和7年10月28日に行われ、佐々木副大臣から国土交通大臣賞の表彰状が授与されました。この受賞は、香山組が次世代の人材育成に向けた取り組みをさらに強化することを意味しています。

「将来の建設業界を支えるのは今の子どもたちだ」と寺田氏は語ります。彼の作品は、単なる作文の枠を超え、未来の方向性を示唆するものとなっています。建設産業の代表的な価値をしっかりと伝え、子どもたちに夢を与える活動を続けていく意義は大きいです。

この成功を受けて、香山組は今後も建設産業の魅力を次世代に伝えるための様々な活動に取り組むとのこと。それにより、業界全体の活性化や関心の高まりが期待されています。子どもたちが将来なりたい職業の選択肢の中に「建設業」という選択肢が自然に入る社会を目指しています。

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