沢口愛華が語るフォトエッセイ『沢口生活』
令和のグラビアクイーンとして、多くのファンを魅了している沢口愛華が、12月21日に開催予定の発売記念イベントを控えた新しいフォトエッセイ集『沢口愛華フォトエッセイ沢口生活』を発表しました。このエッセイ集は、彼女が小社発行のグラビア誌「B.L.T.」で行っていた連載をもとにしたもので、全25回分のエッセイが収録されています。
本書は、グラビア写真なしのエッセイ連載という新たな試みに挑戦した結果、沢口自身が感じた葛藤や成長、様々な人との出会いを赤裸々に綴っています。特に彼女の出身地である名古屋や、現在の活動の拠点である東京での撮影によるグラビアも収録されており、沢口愛華の軌跡を感じることができる一冊となっています。
エッセイ執筆への思い
沢口はこのエッセイ集の書籍化を振り返り、「自分が何を書いたのか明確に思い出せない気持ちも込み上げてきているが、皆さんに自分の思いを届けられることが嬉しい」と語ります。彼女は2年前に提案された「グラビアの掲載は一切なし」という条件に戸惑ったと当時の心境を振り返り、「これが本当にB.L.T.のやり方なのかと、不安に感じる部分もありましたが、結果的には自分を表現する素晴らしい機会になった」と明かしました。
エッセイを書く中で、沢口は「要素を盛り込みすぎると、純粋に物語を楽しめなくなる」と少し悲しげに語る一方で、好きな作家さんからエッセイに活かせる要素を見つけたことで、かえって自分の好みが明確化したと喜びを見せました。
印象的なエッセイと未来への展望
特に感動的だったのは、母からの愛情を受け取りながら東京への帰路で号泣しつつ書いた「ホームタウン」。このエッセイは、沢口にとっての自己表現の重要性を再確認させる機会となりました。「全てを完璧に仕上げることができない中で、技術と感情のどちらを重視すべきか悩む場面がありました。でも、技術を追求するあまりに自分の気持ちを無視してはいけないと感じました」と彼女は心情を述べました。
彼女は2024年に向けて、「これまで頑張ってきたことが実を結ぶ瞬間が見えてきました。更に多くの人に自分を知ってもらうため、努力を重ねていきたい」と意欲を示しています。また、2025年の目標として、「運転免許を取得し、モータースポーツの仕事にもっと関わりたい」と新たな挑戦を語りました。
読者への思い
グラビアについても、「沢口生活」という作品の完成に心が躍り、エッセイを書き上げたことでグラビアへの想いもまた深まったことが分かります。最後に、沢口はファンに向けて「グラビアの写真も楽しんでいただきたい。しかし、エッセイもぜひ暇な時にお読みいただけたら嬉しい」とメッセージを送り、会見を締めくくりました。
このフォトエッセイ集『沢口愛華フォトエッセイ沢口生活』は、あなたの書棚にぜひ加えたい一冊です。