日本の農業を変える「Mitatte agri」
総合人材サービスを展開するパーソルエクセルHRパートナーズが、農業DXシステム「Mitatte agri」を開発しました。この革新的なシステムは、2025年10月1日から3日まで幕張メッセで開催される「農業WEEK 2025」に出展され、農業におけるデータ活用の新たな形を提示します。
「Mitatte agri」は、栽培状況をリアルタイムで共有し、チャット機能を通じて指導や相談を行うことができる風通しの良いシステムです。これにより、生産者と管理者の双方にとって利便性が高まります。さらに、将来的にはAIを活用して収量のシミュレーションや栽培支援機能を追加する計画も進められています。
「Mitatte agri」の特徴
「Mitatte agri」は、以下の3つの主要機能を持ち、農業の管理と効率化を目指しています。
1. ほ場カルテ機能
- - 環境モニタリング: 気象データや栽培環境のデータをセンサーから取得し、時系列で表示します。これにより、感覚に頼ることなく、データに基づいて課題を把握し、記録として残すことが可能です。
- - レポート入力・作成: 生育状況、収穫量、潅水量などの各種データを入力し、自動でレポートを生成します。必要な情報を自由に選択でき、効率的に記録が行えます。
2. 遠隔コミュニケーション機能
ほ場カルテ機能と連携し、遠隔での指導・相談をデータベース化します。相談内容や画像情報を畑ごとに整理し、いつでも栽培状況を確認できるようにしています。
3. ラーニング機能
植物の生理や環境制御についての基礎知識を学ぶための動画を配信し、データの理解や管理方法を体系的に学ぶことができます。
このシステムは、農業従事者や指導員の減少、後継者不足といった現代農業が抱える問題に取り組むために開発されました。データを活用することで、これらの問題を改善し、効率的な農業を支援することを目指しています。
農業WEEK 2025での出展
昨年の農業WEEKでの出展を通じて、多くの農業法人や教育機関から関心が寄せられました。今年は本格的な販売開始を目指し、実際の導入事例やデモを通じてより多くの方々に「Mitatte agri」の価値を体感していただける機会となります。
展示会概要
- - 展示会名: 農業WEEK 2025(J-AGRI)【第15回 東京展】
- - 会期: 2025年10月1日(水)~3日(金)
- - 会場: 幕張メッセ(千葉県)
- - ブース番号: 41-36
- - 主な展示内容: 「Mitatte agri」の実機デモンストレーション、導入事例の紹介、当社社員による商談・相談コーナー
農業法人や農協、自治体、企業の皆さまにはぜひブースに足を運んでいただき、最新の農業支援システムである「Mitatte agri」を実際にご体験いただきたいと思います。
会社概要
パーソルエクセルHRパートナーズは1989年に設立され、パナソニックの100%出資の企業としてスタートしました。2015年からはパーソルグループに加わり、事務や技術者の派遣、職業紹介、アウトソーシングなどの多様なサービスを提供しています。広範な業務領域で人材ソリューションを展開し、「はたらいて、笑おう。」のビジョンを実現すべく日々取り組んでいます。