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公益財団法人パブリックリソース財団の新たな寄付支援の取り組みについて

寄付適格認証団体データベースの公募開始

公益財団法人パブリックリソース財団は、2023年11月14日より「寄付適格認証団体データベース」への新規認証登録団体の公募を行います。このデータベースは、寄付者が信頼できる団体を見つけやすくするためのもので、社会的な影響を与えることを目指す寄付者とNPOや社会的企業を結びつける新たな取り組みです。

「寄付適格認証団体データベース」とは

このデータベースは、厳格な審査基準に基づいて選定された団体の一覧です。寄付者の想いを形にするため、パブリックリソース財団が運営するオンライン寄付サイト「Give One」、そして企業との連携で実施される各種寄付プログラムにも寄与します。その目的は、寄付が持つ力を最大限に引き出し、社会課題の解決に貢献することです。

具体的な寄付のルート

寄付適格認証団体データベースに認証登録がされた団体は、主に以下の3つの寄付ルートの対象となります。

1. 指定寄付やオリジナル基金、遺贈・相続財産の寄付: 企業基金からの助成や助成実績のある基金がこのカテゴリーに該当します。例えば、特定の基金からの助成プログラムは2025年に3,000万円を寄付予定です。

2. オンライン寄付サイト「Give One」の助成対象団体: 2001年に設立されたこのオンライン寄付サイトは、現在までに3億円以上の寄付を認証登録団体に配分してきました。毎年、5,000件を超える寄付が集まっています。

3. 企業独自のオンライン寄付システム: 企業の社会貢献活動として、社員や関係者向けに行われる寄付が増加しています。具体的には、富国生命や大和証券グループが実施する募金活動があり、寄付先として選ばれる団体となります。

公募概要

この度の公募は、2025年4月22日（火）から2025年6月22日（火）17時までの期間で行われます。応募する団体には、特定の要件があります。具体的には、十分な情報公開を行っている団体や、2会計年度以上の活動実績が求められます。また、営利目的の活動とは無関係の団体であることが必要です。

応募に関する詳細情報は、パブリックリソース財団の公式サイトで確認可能です。この機会に、寄付を通じて社会に貢献したいと考える団体の皆さまからの応募をお待ちしております。

パブリックリソース財団について

1999年に設立されたパブリックリソース財団は、非営利のシンクタンクとして、寄付活動の推進や非営利事業体のマネジメント強化に取り組んできました。2013年からは「意志ある寄付で社会を変える」のミッションの下、多様な寄付方法を提供し、人々の意志を実現する活動を続けています。これからも寄付を通じた社会の発展に貢献するため、様々な取り組みを模索していきます。