鼓童のオンライン授業
2021-08-10 09:00:02

鼓童 太鼓の学校が開講!世界中で太鼓の魅力を共有するオンラインレッスン

近年、オンラインでの学びが一般化する中、伝統文化の継承にも新たな風が吹いています。特に鼓童(こどう)が展開する「鼓童 太鼓の学校」は、太鼓演奏の技術だけでなく、その精神までも伝えることを目的として、2021年11月から始まるこのレッスンが注目を集めています。

2021年に創立40周年を迎えた鼓童は、長い年月を経て磨いてきた技術と感性を、オンラインの場を通じて共有することに挑戦します。このプログラムは、受講者がどこにいても気軽に参加できるように設計されています。しかも、レッスンは日本語と英語の完全バイリンガルで行われ、国境を越えた仲間たちと一緒に学べる環境が整っています。

鼓童 太鼓の学校の特徴



この学校の最大の特徴は、各クラスが8人以内の少人数制で行われることです。これにより、受講生一人一人に対して丁寧な指導が可能となり、直接的なコミュニケーションが生まれます。毎週のレッスンの前には「サマリー動画」が送付され、事前に予習することができるので、受講者はしっかりと準備を整えた上でレッスンに臨むことができます。また、各レッスンの内容はYouTubeにアーカイブされ、受講期間中であれば何度でも視聴可能です。これによって、万が一欠席した場合でも、後から追いつくことができます。

さらに、課題曲としてオリジナル曲「Tsunagu」をマスターすることがプログラムのゴールとなっており、参加者は自らの演奏動画を提出して、個別に講師からアドバイスを受ける機会も設けられています。自身の演奏を映像で見直すことで、新たな気づきを得ることができるのも、オンラインならではのメリットです。

身体作りから始まる太鼓の道



レッスンでは、単に演奏技術だけではなく、身体作りや基礎的な所作も重視されます。ストレッチやトレーニングを通じて、太鼓を叩くための身体を整えていきます。講師陣は鼓童のメンバーであり、それぞれが舞台での貴重な経験を持つ専門家です。彼らは参加者に対して、太鼓の構えや打つ動作についての理論や実践を教え、自分の身体の使い方を見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。

海外からの参加者たちの声



実際にこのプログラムに参加している受講生たちからは、「毎回のレッスンで新しい発見がある」「基礎の大切さを実感している」といった声が寄せられています。受講生はアメリカやハンガリー、ブラジル、オーストラリアなど多岐にわたる国から参加しており、国際的な交流も行われています。彼らの中には、リアルの舞台で一緒に演奏したいという気持ちを強めている人も多いようです。

佐渡で開催される太鼓キャンプ



また、半年に1度、佐渡での「太鼓キャンプ」も予定されているため、オンライン内だけでなく、リアルの場で直接交流できる機会もあります。新型コロナウイルスの影響で次回の日程は未定ですが、受講者たちが集まり、太鼓を叩く楽しみを共有できる日を心待ちにしています。

結びに



鼓童 太鼓の学校は、ただ技術を教えるにとどまらず、世界中の仲間と共に太鼓を通じた文化交流を目指しています。これからの時代にふさわしい新しい学びの形として、多くの人々にその魅力を広めていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックし、募集期間内に申し込みをしてみてください。太鼓の音色と共に、新たな仲間との出会いが待っています。

会社情報

会社名
公益財団法人 鼓童文化財団
住所
新潟県佐渡市小木金田新田148-1
電話番号
0259-86-4100

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