経営者必見!個人情報管理の重要性とPマーク取得の新動画公開
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、企業の経営者に向けて新たなYouTube動画を3本公開しました。テーマは「Pマーク取得は、トップダウンで。」で、個人情報漏えいやその対策について、経営者の視点から紹介しています。
デジタル社会が急速に進展する中、個人情報の保護は企業にとって避けては通れない重要な課題です。特にリモートワークの普及に伴い、情報セキュリティのリスクが増加しています。実際に、JIPDECが実施した「企業IT利活用動向調査」では、企業が最近1年間に経験したセキュリティインシデントの主な原因として、従業員によるデータや情報機器の紛失・盗難が最も多く、その後に人為的ミスによる個人情報の漏えいが続いています。
トップダウンの重要性
調査によると、プライバシーマーク取得事業者の約70%が代表者からの提案で取得を進めていることが明らかになっています。このことから、個人情報の管理は企業の経営層が先頭に立って推進しなければならないことが分かります。多くの経営者が自社の情報管理について危機意識を持ち、具体的な対策を講じることが求められています。
公開された動画は、約2分という短い時間で視聴することができ、個人情報管理の重要性を訴えています。また、今後はWebやTVerなどのプラットフォームでも順次広告を展開する予定です。
個人情報保護が求められる時代
プライバシーマーク制度は、企業や団体がその個人情報の取扱いが適切であることを示すロゴマークです。この制度は、約17,700社が取得しており、個人情報の適切な管理を行っている事業者として認識されています。個人情報を守ることは、企業の信頼性向上にもつながるため、経営者が積極的に取り組むべき課題の一つです。
そこで、JIPDECは特設サイト「Pマーク取得は、トップダウンで。」を設け、経営者が個人情報保護の重要性を再認識する場として活用できる機会を提供しています。この動画を通じて、経営者がどのように個人情報管理を推進していくか、自らの企業での取り組みを考えるきっかけになればと思います。
結論
デジタル化が進む現代において、個人情報保護は後回しにできない経営課題です。経営者一人ひとりが、個人情報に対する意識を高め、具体的なアクションを起こすことで、企業全体が安全な情報環境を築くことが可能となります。今こそ、個人情報保護の重要性を再認識し、トップダウンでの取り組みを進めましょう。