農業をより便利にする「かんたん栽培記録」
2023年、都市農業開発株式会社が発表した「かんたん栽培記録」が正式版としてリリースされました。このアプリは、農薬や肥料の使用記録を簡単に管理できるツールとして、多くの農業従事者や家庭菜園を楽しむ方々に注目されています。
このアプリは、β版からのフィードバックをもとに改良を重ねてきた結果、従来の機能に加えた新たな利便性を提供しています。農薬の使用回数や希釈率、効果が一目で分かるインターフェースはユーザーからの高評価を得ており、特に忙しい農業者にはありがたい機能です。
主な機能と改善点
1.
農薬使用情報の即表示
栽培記録を行う際に農薬を選択すると、使用回数や限度、希釈率、効果のある病害虫情報が瞬時に表示されます。これにより、農業者はどの農薬を使用すべきかの判断を迅速に行うことができます。
2.
希釈計算アプリ
アプリに搭載された希釈計算機能により、散布面積を入力するだけで自動的に必要な農薬量を計算。これにより、手間を省きながら効率的な作業が可能となります。
3.
農業日誌としての活用も可能
メモ機能の追加によって、栽培過程に関する自由な記録が可能に。品種ごとやエリアごとに、Excel形式でのダウンロードも容易です。これにより、農業者は自身の試行錯誤を記録として残すことができます。
4.
作物情報の充実
対応する作物の種類が増え、各作物に特有の病害虫情報やおすすめの農薬、さらには防除方法まで確認できるようになりました。地域ごとの病害虫発生予測もカレンダー形式で確認できるため、戦略的な栽培管理が実現します。
5.
LINE連携による情報提供
LINEで友達登録することで、最新の病害虫情報を自動的に受け取ることができます。これにより、情報収集の手間が減り、適切な対策を迅速に講じることができます。
アプリの利用方法
「かんたん栽培記録」は無料で利用でき、以下の手順で簡単に始められます:
1. 公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成します。
2. 作物名や地域情報を登録することで、自由に栽培記録をつけられます。
3. 任意でLINEと連携することで、自動で最新の予察情報が受信できます。
このアプリは、栽培記録だけでなく、日常の農作業のへまもサポートする心強いツールです。
今後も都市農業開発は、農業や家庭菜園を支援するために、より使いやすいアプリの改善を続けていくとしています。農業者にとって、自身の栽培記録を行う一助として利用されることを期待しています。
会社概要
- - 会社名:都市農業開発株式会社
- - 所在地:東京都小金井市梶野町1-2-36
- - 代表者:代表取締役 須藤 諭史
- - 設立:2020年4月1日
- - 資本金:600万円(2024年2月25日時点)
- - 事業内容:農作業受託および農業に役立つ情報提供、サービス開発
- - 公式ウェブサイト: 都市農業開発
- - 農家web: 農家web
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