がん患者の在宅ケアを学ぶセミナーが開催
2021年8月22日、宮城県石巻市に位置する株式会社はなまるが主催する「がん対応型デイサービス」に関するセミナーが開かれます。このセミナーのテーマは、現在NHKで放送中の朝の連続ドラマ小説「おかえりモネ」にちなんでおり、視聴者ががん患者の日常生活における医療的サポートやサービス利用について学ぶことを目的としています。
このイベントは「おかえりモネ」の医療考証を担当するやまと在宅診療所の田上佑輔医師と、がん看護の専門家である菅野喜久子さんが講演します。オンライン参加も可能なので、多くの人々がアクセスしやすい環境が整えられています。
セミナーの概要
セミナーは13:30に開場し、14:00から田上医師による講演が始まります。続いて14:20から菅野看護師の講演が行われ、14:40からは質疑応答のセッションに入ります。最後のセッションは約15:00に終了予定です。
講演内容
田上佑輔医師の講演
田上医師は「がんになっても安心できる街〜医療をきっかけに地域が変わる〜」というテーマでお話しします。彼は東京大学医学部を卒業後、腫瘍外科に入局し、熊本に生まれ育ちました。2013年にはやまと在宅診療所を設立し、地域との関わりを深めながら、医療における新たな試みを続けています。
菅野喜久子看護師の講演
菅野さんは「キャンサーギフト〜がんになっても自分らしく〜」のテーマでお話し、がんを抱える患者が如何にしてその人らしい生活を送ることができるかについて、豊かな経験に基づく知見を共有します。仙台地域で多くの経験を積んできた菅野さんは、がん治療と緩和ケアの重要性についても説明します。
参加について
セミナーは無料で、どなたでもご参加いただけます。会場は石巻のIRORI、またはZoomを通じての視聴が可能です。オンライン参加者には、申し込み後にリンクが送付されます。参加数に制限があるため、興味のある方は早めに申し込むことをおすすめします。
申し込み方法
詳細や参加申し込みについては、以下のリンクより行ってください。石巻にお寄りの方は、観光がてらセミナーに参加するのも良いでしょう。
このセミナーに参加することで、がん患者が自宅で安心して治療を受けるためのサポート体制や、地域コミュニティの重要性についての理解を深めることができる貴重な機会となるでしょう。自宅での医療や支援体制に関心がある方々はぜひご参加ください。