オタク向けSNS「くるっぷ」が株式会社Anokumaに事業譲渡！今後の展開に期待！

オタク向けSNS「くるっぷ」が株式会社Anokumaに事業譲渡！

2022年8月1日、オタク向けSNSサービス「くるっぷ」が、株式会社ビーブイエムコンダクターから株式会社Anokumaへ事業譲渡されることが発表されました。

「くるっぷ」は、漫画、イラスト、小説などのコンテンツ投稿閲覧に特化したタイムライン型のソーシャル・ネットワーキングサービスです。複数のアカウント作成や、コンテンツ管理に便利なボード機能、同人誌などの個人クリエイターの創作物を登録できるサンプル機能など、オタク活動に特化した機能を備えています。

2021年12月下旬にβ版が提供開始され、2022年7月時点で月間PV数100万、登録者数7万人を突破しました。国内限定での提供ながら、登録者数は予想を上回るペースで増加しています。

「くるっぷ」は従来のSNSとは異なり、インターネット上での拡散を強く意識した設計となっています。近年、ソーシャルネットワークサービスの利用者が低年齢化し、炎上などの問題が起きています。「くるっぷ」は、投稿ごとに年齢制限表示ができたり、検索エンジンに投稿者の意図しない形で作品がクロールされたりすることがないように設計され、こうした問題を意識しています。

「くるっぷ」の今後

「くるっぷ」は、2022年8月から月額サブスクリプション型有料サービス「くるっぷ＋」の提供を予定しています。「くるっぷ＋」では、ユーザー数の追加など、様々な機能特典が提供される予定です。

さらに、創作スタイルの多様化に対応するため、音声データや映像コンテンツの投稿機能の開発を進めています。これにより、漫画、イラスト、小説といったコンテンツを生み出してきた同人作家の皆様だけでなく、VTuberや声優といったクリエイターに対しても、新たな活動の場を提供する予定です。

事業譲渡の背景

「くるっぷ」は、サービス提供開始以来、株式会社ビーブイエムコンダクター社内で株式会社Anokuma社代表による企画・運営が行われてきました。利用者の増加が予測される中、体制を強化し、開発会社との連携を深めるため、新会社を設立し、くるっぷ事業の拡大を推進することになりました。

株式会社Anokumaは、今後も「くるっぷ」の成長を牽引し、オタクカルチャーを盛り上げていくことを目指しています。