木造建築を模型で
2025-07-01 11:39:37

木造建築の魅力を模型で体験!日本の名建築が解説される一冊の紹介

日本の名建築を模型で学ぶ



日本には数多くの美しい木造建築が存在します。その中でも、法隆寺や東大寺といった歴史的建築物は特に知られています。これらの建物は、その設計や構造においても独特の魅力があります。本書『模型でわかる建築構造のしくみ』では、これらの日本を代表する名建築を模型を通してわかりやすく解説し、建築物の成立に関わる力の流れや構造デザインの奥深い世界を探求します。

展覧会「感覚する構造」を基にした一冊



本書は、2024年にWHAT MUSEUMで開催された展覧会「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」を基にしています。展覧会では、木造の建築構造のしくみを広く理解できるように、模型やビジュアル資料を用いて解説が行われました。この展覧会の内容を参考に、本書では特に歴史的建築物を中心に32点が取り上げられており、その詳細な写真や図解と共に構造のしくみを解説しています。

豊富なビジュアル資料



本書には、法隆寺の五重塔をはじめ、薬師寺、正倉院、東大寺の大仏殿など、数々の国宝が登場します。これらの建物の模型のディテールを楽しみながら、図やイラストを使ってその構造がどのように成り立っているのかを学ぶことができます。特に、木材を使った建築では、力の流れがどのように骨組みとしてデザインされているのかを丁寧に解説しています。

工学的アプローチで見る木造建築



また、単に美しい外観を持つだけでなく、工学的な観点からも木造建築の研究が進められています。本書には、地域に根付いた建物や新しい提案を行う木造建築も紹介されており、これからの木造建築の可能性について考察する内容も含まれています。大船渡消防署住田分署や、The Naoshima Plan「住」など、現代の建築における木の利用方法も興味深いです。

建築家や構造家へのインタビュー



更に、本書では関連する論考やデータを通じて、構造家へのインタビューも収録されています。これにより、建物を構成するための「力の流れ」や「骨組み」のデザインに関する理解が深まります。建築物がどのように設計され、どのようにしてその美しさや強度を保っているかを知ることで、私たちの建築に対する見方が一層広がることでしょう。

まとめ



『模型でわかる建築構造のしくみ』は、木造建築の複雑で興味深い構造を学ぶための最適な一冊です。これを手に取ることで、日本の名建築の魅力を改めて感じ、建築の深化に触れることができます。2025年7月11日に発売予定のこの本を通じて、あなたにも建築の世界に足を踏み入れていただきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社誠文堂新光社
住所
東京都文京区本郷3-3-11
電話番号
03-5800-5780

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