中学生レーシングドライバー岸風児、世界一挑戦へ
中学生のレーシングドライバー、岸風児がこの度、ポルトガルで開催される世界大会「ROTAX MAX GRAND FINALS」に出場することが決まりました。15歳の岸は、国内で行われたレース「2022 ROTAX MAX CHALLENGE JAPAN SERIES」での優れた成績を基に、日本代表の一員として名を馳せることとなりました。
岸風児の輝かしい成績
岸風児は、静岡県のオートパラダイス御殿場シリーズでのレースで首位をキープし続け、その実力を証明しました。彼は9月25日に開催されたイベントレースで2位に入賞し、これによってポルトガル大会への参加資格を得ました。SENIORMAXクラスという最高クラスへの初年度での代表入りは、彼にとって大きな快挙です。
この「ROTAX MAX GRAND FINALS」は、世界60カ国以上から集まったトップドライバーたちが一堂に会し、世界一を決定する大規模な大会です。岸風児はこれまでのキャリアで150戦余りを戦い、わずか4回のリタイヤを経験した実力派ドライバーです。サーキットでのドライビングはスムーズで美しく、多くのファンの支持を集めています。
岸風児のプロフィール
岸風児は2007年5月17日生まれで、彼の名前の由来は富士スピードウェイにあります。また、双子の姉の名前は鈴鹿にちなんでいます。彼は幼少期からレーシングカートに親しみ、2歳10ヶ月の頃に初めてステアリングを握りました。それ以来、15年間のうちに12年間もカートを運転してきたのです。
レース活動の詳細
近年の成績は目覚ましく、2020年にはJUNIORMAXクラスにステップアップし、2021年は継続参戦、2022年はSENIORMAXクラスへも昇進しました。その中、最も重要な成果として、2022年のAPGチャレンジではSENIOR MAXクラスで1位の成績を収めています。
詳細な成績は以下の通りです。
- - 2020年: JUNIORMAXクラスシリーズ6位、4位
- - 2021年: JUNIORMAXクラスシリーズで3位、5位
- - 2022年: SENIORMAXクラスシリーズで5位、1位
これらの成績は岸風児がレーシングカート界での確固たる地位を築き上げる原動力となっています。彼が目指すのは、F1ワールドチャンピオンという高い目標です。
クラウドファンディングの支援
岸風児は今後のさらなる成長に向けて、ファンや支援者のサポートを必要としています。11月15日まで、クラウドファンディングサイト「Readyfor」では「日本のFUJIをポルトガルへ!」と題して、支援を呼びかけています。皆さんの温かい支援が、岸の夢の実現に大きな助けとなることでしょう。
詳細は
こちらからご確認いただけます。岸風児とともに、世界の舞台での活躍を見守りましょう!
まとめ
岸風児の挑戦はただのレースではなく、彼の人生における重要な一歩です。これからどのように成長を遂げるのか、注目が集まります。ポルトガル大会での彼の活躍を期待しましょう!