川崎能楽堂、開館40周年を祝う特別公演
川崎市の文化の象徴とも言える川崎能楽堂が2026年に開館40周年を迎えます。それに伴い、特別な公演『第138回川崎市定期能<観世流銕仙会>』が実施されることが決定しました。このイベントは、伝統的な能楽を通じて時代を超えた思いや祈りをつなぐ機会となります。
公演の詳細
公演は2026年7月20日(月・祝)に川崎能楽堂(神奈川県川崎市川崎区日進町1-37)で行われます。チケット販売は、2026年6月1日(月)午前10時からオンラインプラットフォーム「カンフェティ」にて開始されるとのこと。チケット料金は以下の通りです。
- - 正面席:5,000円
- - 脇正面・中正面席:4,500円
- - U25(脇正面・中正面席のみ):3,000円(全席指定・税込)
公式サイトにて先行予約が可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
テーマ「つなぐ聲」
2026年度のテーマである「つなぐ聲」は、能に秘められた重要なメッセージを反映しています。このテーマのもと、次世代に受け継がれる多様な文化や感情が表現されます。
上演される演目
この特別公演では、観世流銕仙会による多彩な演目が楽しめます。具体的には、天から授けられた鼓の音に宿る神秘を描く『天鼓』、刀鍛冶の名工・三条宗近を題材にした『小鍛冶』の二つが上演されます。
演目と出演者
1.
第1部
- 仕舞「半蔀」:谷本健吾(観世流銕仙会)
- 仕舞「船弁慶」:長山桂三(観世流銕仙会)
- 能「天鼓」:観世銕之丞、鵜澤光(観世流銕仙会)
2.
第2部
- 狂言「茶壺」:野村万蔵(和泉流)
- 能「小鍛冶 白頭」:鵜澤久(観世流銕仙会)
これらの演目は、観客に深い感動を与えることでしょう。また、公演の前5日には、事前講座が設けられ、能の魅力や上演演目の解説が行われます。この講座には、第138回の公演チケットを購入した方は無料で参加できる特典も存在します。
鵜澤光について
今回の公演に出演するのは、観世流シテ方能楽師の鵜澤光氏です。彼は早くから能の世界に入り、数々の名演をこなしてきました。令和2年には重要無形文化財総合指定を受けており、その実力が証明されています。彼の作品は国内外での公演だけでなく、大学での講義や一般向けの ワークショップも展開されています。
川崎能楽堂の40周年を祝うこの特別なイベントは、能楽を初めて観る方にも、深く愛するファンにも、新たな体験を提供することでしょう。歴史ある能の世界にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。