ピースワンコ、九州に初進出!福岡に保護犬譲渡センターオープン
犬の保護・譲渡活動を通して犬の「殺処分ゼロ」を目指すピースワンコ・ジャパンが、2024年7月13日(土)に福岡県大野城市に、九州初となる保護犬の譲渡施設「福岡譲渡センター」をオープンしました。
これまで、広島県神石高原町を拠点に全国8ヶ所に譲渡センターを展開してきたピースワンコ。今回の福岡進出は、九州エリアにおける保護犬の里親探しを支援し、殺処分問題の解決に向けて大きく貢献する一歩となります。
# 九州初の拠点、保護犬との出会いの場を提供
福岡譲渡センターは、広さ約150平方メートルの2階建て施設で、16の犬舎を備えています。駐車場も完備されており、アクセスも良好です。施設内には、犬同士が遊んだり、来場者や里親希望者が犬と触れ合える室内ドッグランも設置されています。先住犬との相性を見る際にも利用できます。
# 殺処分が多い九州での取り組み
九州では、令和4年度に500頭を超える犬が殺処分されています。これは全国の殺処分数の約2割に相当し、深刻な状況です。ピースワンコは、これまで広島県で多くの犬を殺処分から救い、新たな家族のもとへと繋いできました。
今回の福岡進出は、九州での殺処分問題解決に向けて、大きな一歩となるでしょう。福岡譲渡センターでは、福岡の愛護センターから犬を引き出し、譲渡活動を行なっていきます。
# オープニングキャンペーン開催!
オープンを記念して、7月13日(土)から15日(月)までの3日間、オープニングキャンペーンを実施します。来場者には、オリジナルステッカーをプレゼント。さらに、14日(日)と15日(月)には、YouTubeにてライブ配信も予定されています。
# ピースワンコ・ジャパンの取り組み
ピースワンコ・ジャパンは、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営するプロジェクトです。国内外で人道支援活動を行うピースウィンズ・ジャパンは、2014年から犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動を開始しました。広島県の殺処分機は8年以上稼働を止めており、これまで約4300頭の保護犬を譲渡してきました。
福岡譲渡センターのオープンは、ピースワンコ・ジャパンの活動のさらなる広がりを示すものであり、多くの犬たちの命を救うための取り組みとして、期待が高まります。