老舗の味、究極の茹でダコプロジェクト
兵庫県明石市に本社を置く『金楠水産株式会社』は、大正10年から続く老舗の水産加工会社です。このたび、4代目のアトツギがタコの魅力を広めるべく立ち上げたクラウドファンディングプロジェクトが、Makuakeで多くの支持を集めています。
目標達成の快進撃
この「究極の茹でダコ」プロジェクトは、開始からわずか2時間半で目標金額を達成し、その後も支援が続々と寄せられています。特に、明石ダコの旬を迎える7月に焦点を当て、特別に茹でたてのタコを冷凍せずに提供するという新しい試みです。一口食べれば、その新鮮さと旨みに驚くことでしょう。
プロジェクトは、2019年の4月16日から5月30日までの約1ヶ月半、Makuake上で展開されています。最初のリターンが予想を上回る人気を示したため、一部のリターンは予約の段階で売り切れてしまったといいます。
明石ダコの魅力とは
明石ダコの旬は大きく夏と冬に分けられますが、中でもその味が最も濃厚で美味しいとされるのは7月です。この時期に水揚げされる「麦わら蛸」は、ネッカチーフを頭にしっかりと巻いたかのような、自然な甘みが特徴です。金楠水産では、この7月の新鮮なタコを茹で、そのまま届けることで、食者に本物の味わいを提供しています。
職人の手技による茹で加減
創業から100年の間、培われてきた職人の技術がこのプロジェクトの核心を成しています。蛸を茹でる際には、職人が見て、触って、その蛸のコンディションを見極めます。茹で加減はその出来栄えに直結するため、1秒単位で調整を行い、いわゆる「ミディアムレア」に仕上げられています。
しかし、もっちりとした食感を損なわないためには、その微妙な調整が必要不可欠です。職人の手によって見極められる生きた素材の特徴が、最終的な味わいに大きく寄与します。
特製の調味料
さらに、茹でたタコは様々な特製調味料と相性抜群です。例えば、ヤマモ味噌と富士酢をブレンドした「からし酢味噌」は、タコの甘みを引き立てます。また、明石のりと生わさびを使用した「海苔ワサビ」や、オリーブオイルと橙の果汁で仕上げた「山椒マリネ」など、様々な味わいを楽しむことができます。どの調味料も、タコの風味を引き立て、食欲をそそるものばかりです。
終わりに
金楠水産の「究極の茹でダコ」プロジェクトは、ただの食材を超えた、タコへの深い愛情と熱意が詰まったプロジェクトです。このプロジェクトを通じて、タコの本当の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。詳細は
Makuakeのプロジェクトページをチェックしてください。