光明ゴミバスターズが優勝
2024年9月15日、神奈川県で開催された『スポGOMI甲子園2024・神奈川県大会』において、光明学園相模原高校のチーム「光明ゴミバスターズ」が見事に優勝しました。この大会は、15歳から18歳の高校生が3人1組になり、60分間にわたって指定されたエリア内のゴミを拾うという内容で、ポイント制により質と量を競います。
この大会の目的は、仲間たちと共に楽しみながらゴミを拾うことで、地域や海のごみ問題を自らの問題として受け止め、意識を高めることにあります。光明ゴミバスターズは、その使命を見事に果たし、小林英二区長への表敬訪問を果たしました。
表敬訪問の内容
光明ゴミバスターズのメンバーは、横浜市中区役所で小林区長に報告を行いました。訪問の際には、挨拶や出席者紹介、優勝チームの紹介などが行われ、最後にはフォトセッションも実施されました。小林区長は、彼らの地域美化への貢献に感謝し、海洋ごみ問題の重要性を訴えました。
「高校生の皆さんが環境問題に対する関心を高めてくれたことが大変嬉しく、今後の活躍にも期待しています」と小林区長がコメント。
ゴミ拾いを通じて気づいたこと
光明学園相模原高校の生徒たちは、学校での「スポGOMI」イベントを通じて得た経験が、今回の大会への参加に繋がったと話します。優勝の喜びはもちろんありましたが、ゴミ問題についての気づきも大きかったようです。
「プラスチックゴミやたばこの吸い殻が多く、これが人々の行動による影響だと実感しました。これからは行動を起こすことの重要性をしっかりと認識していきます」と彼らは語ります。
この体験を通じ、光明ゴミバスターズはさらに全国大会でも、地域や海を綺麗にする誓いを新たにしました。
CHANGE FOR THE BLUEプロジェクト
今回のイベントは、日本財団が主催する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で、海洋ごみ問題を社会全体で認識し、解決に向けた意識の向上を目指しています。このプロジェクトは2018年より進行しており、ステークホルダーが連携し、国内外に海洋ごみ削減のモデルを発信しています。
光明ゴミバスターズは、環境問題への取り組みを通じて、地域社会の一員としての意識を育てており、その活動が今後どのように発展していくのか、大いに期待されます。*
このような取り組みが広がり続けることで、次世代のリーダーたちが環境保護について真剣に考えるきっかけとなることを願っています。