未来サポートプラン
2025-11-07 18:03:30

困窮家庭を支援する「子どもの未来サポートプラン」オンライン説明会開催

困窮家庭を対象にした未来への支援



近畿大学附属の新宮高等学校及び豊岡高等学校では、経済的な理由で進学が難しい家庭向けに「子どもの未来サポートプラン」を提供しています。この制度は、入学金や授業料、さらには特定の教育費用を免除することで、多くの子どもたちが教育を受ける機会を増やすことを目的としています。その取り組みの一環として、令和7年(2025年)11月14日(金)20:00から、認定NPO法人キッズドアと共同でオンライン説明会を開催します。

支援の概要


「子どもの未来サポートプラン」では、高校生や中学生が抱える経済的な負担を軽減するため、入学金、授業料、寮費に加え、制服や体操服、修学旅行費用など、学校生活に必要な費用を原則として3年間免除します。このプランを利用することで、家庭の経済状況にかかわらず、学びたいという意思をサポートします。

過去3年間で、近畿大学附属新宮高等学校・中学校には32名(高校25名・中学校7名)、近畿大学附属豊岡高等学校・中学校には32名(高校12名・中学校20名)の生徒がこの制度を利用して入学しています。支援の対象は、近畿大学附属の2つの学校に限られていますが、教育の機会を広げるためのステップとして非常に重要な役割を果たしています。

説明会の詳細


今回のオンライン説明会では、「子どもの未来サポートプラン」の内容や、近畿大学附属の2校の紹介に加え、入試情報や入試のポイントの解説も行われる予定です。参加は無料で、小中学生及びその保護者を対象にしており、事前申し込みが必要ですが、定員は設けていません。申し込みは指定のURLから行うことができ、締切は11月12日(水)23:59とされています。説明会の参加者には後日、Zoomの接続用URLが送信されます。

社会貢献への姿勢


近畿大学は、創設者である世耕弘一が掲げた「学びたいものに学ばせたい」という理念に基づいて、この支援制度を推進しています。彼は若い頃、家庭の事情で苦学した経験を持ち、それが今日の多様な支援制度の礎となっています。社会貢献の一環として、学びを求めるすべての子どもたちにチャンスを提供するため、同大学は継続的に努力しています。

認定NPO法人キッズドアの役割


認定NPO法人キッズドアは、2007年に設立され、貧困家庭の子どもたちが教育を受けられるように支援する活動を行っています。無料の学習会を提供するほか、物価の高騰によって困窮している家庭への食料支援も行い、幅広いサポートを展開しています。日本国内の子どもの貧困支援に特化した活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて貢献しています。詳細情報は、キッズドアの公式WEBサイト(https://kidsdoor.net/)で確認できます。

まとめ


「子どもの未来サポートプラン」は、経済的な理由で学校進学を諦めることのないように、多くの子どもたちに教育の機会を提供する重要な施策です。今後もこのプロジェクトを通じて、多くの家庭が安心して教育を受けられる環境が整備されることを期待しています。

この機会に、多くの親子が支援制度を利用し、未来への一歩を踏み出すことを願います。

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学校法人近畿大学
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