ビジネス誌『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 09』の発行
株式会社オカムラは、2024年8月29日に「はたらく」をテーマにしたビジネス誌『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 09』を全国書店とインターネットで販売します。この雑誌は、様々なステークホルダーと共に働き方とその環境について考える活動「WORK MILL」に基づいて編纂されています。2017年に始まったこのシリーズは、今号まで継続して刊行されており、最新のビジネスニュースと知見を提供しています。
特集内容
今号の特集テーマは「FUSION EMPOWERMENT未来はダイバーシティ大国がつくる オーストラリアの働き方」です。南半球のオーストラリアは、国籍や民族を超えた多文化共生を実現しており、特に現在のDE&I(ダイバーシティ、公平性、包括性)の流れの中で注目を集めています。オーストラリアでは、個々の存在や文化を大切にしながら、相互に刺激し合い、未来を切り開く社会が形成されています。
ダイバーシティがもたらす価値
オーストラリアの事例を通じて、今号では異なる文化やアイデンティティを損なうことなく融合させる方法を探求します。そして、多様な人材を資本として活かし、価値創造を行う新しい働き方の概念を紹介します。具体的には、以下のような内容が盛り込まれています:
- - SPECIAL TALK:慶應義塾大学の塩原良和教授とモナシュ大学の濱田伊織教授が、「未来国家オーストラリア」が多文化共生社会に向けてどのような歩みをしてきたかを語ります。
- - PART1: FAIR GO - 共冒険者になろう:オーストラリア発のデカコーン企業CANVAが越境で成長した事例や、逆転の発想で生まれた「頼り合い住宅」を手掛けるNIGHTINGALE HOUSINGのケースが紹介されます。
- - PART2: SPARK - 火花を起こせ:メルボルン大学での産官学連携の挑戦や、多文化体験が投資につながる学生寮ビジネスScapeの事例など、多様性が生み出す新たな活力を探ります。
- - PART3: CHEMISTRY - 親和を高める:共助の理念がディープテックの最前線を形成するCICADA INNOVATIONSや、活気あるブランドを育むSINGLE Oの事例が取り上げられます。
- - SPECIAL INTERVIEW:AIが新たな職場の仲間として現れる未来について、京都大学の哲学者出口康夫教授が5つのガイドを提言します。
発行概要
『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 09』は、B5変形判で全96ページ、税込価格は1200円です。発行元はリンクタイズ株式会社で、販売は株式会社プレジデント社が担当します。全国の書店やオンラインで購入可能です。
まとめ
このビジネス誌は、働き方の未来を考察する上で非常に重要な視点を提供しています。ダイバーシティの重要性と、それに伴う新たな価値創造がどのように進んでいるかを知ることで、私たち自身の働き方や社会の在り方について新たなヒントを得ることができるでしょう。ぜひ手に取って、多様な視点を取り入れるきっかけにしていただければと思います。