物流業界に革新をもたらす「地区宅便」と「shizai」の連携発表
東京都練馬区に本社を構える株式会社地区宅便と東京港区の株式会社shizaiが手を組み、物流現場での包装資材の最適化を進めることを発表しました。この連携は、ドライバー不足や高騰する燃料費、環境規制への対応が求められる中、業務の効率化と環境負荷の低減を目指しています。これにより、配送コストの削減だけでなく、環境に配慮した持続可能な物流の実現が期待されています。
背景
物流業界は多くの課題を抱えています。特にドライバー不足や、燃料費、さらには人件費の上昇が顕著で、企業はより効率的な運営を求められています。同時に、環境問題も重要な課題です。過剰包装の削減や、物流の作業効率、積載効率の向上が求められており、これに対応するためには新たなアプローチが必要です。
地区宅便とshizaiの強力な連携
今回の連携では、地区宅便の豊富な物流ノウハウと配達ネットワークを活かし、shizaiが持つ包装資材の調達能力を結集します。具体的には、地区宅便の顧客に最適な包装ソリューションを提供することを目指します。
いくつかの改善事例も含まれています。たとえば、化粧品の定期通販を行っているA社では、従来の平段ボールから新しい形状へ変更することで、組み立て時間を30秒から15秒に短縮。これにより、約2.6人日分の作業時間を削減しました。
さらに、アパレルメーカーB社では、13種類の異なる配送段ボールを使用していたのが、shizaiのスケールメリットにより、年間約1000千円のコストダウンを実現しました。
環境に優しい梱包資材の提供
この連携によって提供される梱包資材は、低コストでありながら環境に優しいという特徴を持ちます。地区宅便は「Green物流」を掲げ地域貢献に努め、環境に配慮した配送手法を実践してきました。
今後の展開
新たなサービスの提供は2025年度から始まる予定です。両社の強みを最大限に活かして、物流業界の効率化や環境負荷軽減を通じて、「Green物流」の推進に貢献していく方針です。
各社の概要
株式会社地区宅便
- - 所在地: 東京都練馬区高松5-8-20 J.CITYTOWER 16F
- - 代表者: 河合秀治
- - 事業内容: メール便事業、メーリング事業、ロジスティクス事業
- - Webサイト: 地区宅便
株式会社shizai
- - 所在地: 東京都港区赤坂1丁目14番14号 WAW赤坂第35興和ビル 516
- - 代表者: 鈴木暢之
- - 事業内容: 包装資材の企画・販売、資材調達システムの開発・運営
- - Webサイト: shizai
お問い合わせ先
株式会社地区宅便
プロモーション営業部: 楠・鳥海・宇佐美
TEL: 03‐5372‐6133
E-mail:
[email protected]
この連携により、物流現場における包装資材の見直しが進み、効率化と環境配慮の両立が図られることを期待しています。