enjinとCAMPFIRE提携
2018-07-20 18:32:38
集団訴訟プラットフォーム「enjin」とクラウドファンディング「CAMPFIRE」が提携し新たな支援の形を提供
応援する新しい仕組み
集団訴訟プラットフォーム「enjin」と、日本最大のクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」が業務提携を開始しました。この提携により、被害者が集団訴訟を行う際の訴訟費用を支援者から募る新たな仕組みが提供されます。
enjinとは何か?
まず、enjin(円陣)についてですが、これは被害者が自身の経験を基に集団訴訟プロジェクトを立ち上げ、同様の被害に遭った人々を募ることができるサービスです。2018年にサービスを開始し、わずか一ヶ月で登録者が1万人を超えるなど、多くの支持を集めています。また、40億円を超える被害相談が寄せられており、被害者同士の連携を促進しています。
enjinは、登録された弁護士と協力して、裁判外および裁判内での解決を目指します。これは特に、個人が抱える法的な問題に対する魅力的な解決策です。
CAMPFIREの紹介
次に、CAMPFIREですが、これはインターネットを活用して、広く債権者から支援金を集めるためのプラットフォームで、現在までに15,000件以上のプロジェクトが立ち上がっています。累計で65億円以上の支援金が集まり、特に訴訟費用を集めるプロジェクトの成功にも寄与しています。
このサービスの特徴は、多くの支援者が直接プロジェクトに参加できることで、資金調達の透明性や効率性が高まる点にあります。
業務提携の意義
この両者が提携することとなった背景には、enjinの理念である「小さな声を大きな円陣にし、泣き寝入りを世の中からなくす」と、CAMPFIREが掲げる「資金集めを民主化し、誰しもが声をあげられる世の中をつくる」が合致したことがあります。この理念が一致したことで、業務提携が実現したのです。
現時点では、個人が負うべき弁護士費用が被害額より高くなっているケースが多く、これにより多くの人々が法的手続きを躊躇しているという実態があります。今後は、CAMPFIREを通じて支援金を効果的に募ることで、個々にかかっていた負担を軽減することが目指されています。
この取り組みによって、今まで表に出なかった被害が明るみに出るチャンスが生まれ、より多くの被害者が集団訴訟に参加しやすくなることでしょう。被害者が安心して自らの声をあげられる環境が構築されることが期待されています。
株式会社クラスアクションとCAMPFIREのプロフィール
この業務提携を進める株式会社クラスアクションは、東京・南青山に本社を構える法律事務所で、弁護士の伊澤文平氏が代表を務めています。設立は2017年ですが、過去数年で多くの被害者と向き合い、集団訴訟の取組を行ってきました。
一方、CAMPFIREは、代表取締役社長の家入一真氏が率いる企業で、東京・渋谷を拠点に活動しており、クラウドファンディングのリーディングカンパニーとして地位を確立しています。
この提携により、新たな支援の形が生まれ、すべての被害者が救われる世界の実現に向けて大きな一歩が踏み出されることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社クラスアクション
- 住所
- 東京都港区南青山1-2-6ラティス青山スクエア2F
- 電話番号
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