食の安全性を高める!
食物アレルギーを抱える方々にとって、外食時のメニュー選びは特に神経を使うものです。そのため、アレルギー情報の正確かつ迅速な提供が求められています。このニーズに応えるべく、株式会社CAN EATとカーデックス株式会社が手を組み、ビュッフェで利用できるアレルギー表示メニューカードを現場で即時に発行できる連携を始めました。
共同調査の結果
両社が実施した「ホテルビュッフェのアレルギー表示に関する意識調査」によれば、過去2年間にホテルビュッフェを利用した1,000名のうち、26.8%が自身または同居家族に食物アレルギーを持っているとのこと。特に20代ではその割合が27.7%と高く、家族を含めるとアレルギー対応の必要性が特に高まっています。
さらに驚くべきは、78.5%の回答者が「ビュッフェのアレルギー表示は法律で義務付けられている」と思っていたことです。このことから、ビュッフェ利用者はアレルギー表示があることを期待し、その表示がないと逆に失望を感じる可能性があることがわかります。
安全なビュッフェのために
調査において、全メニューにアレルギー表示があるホテルには86.8%が好印象を抱いており、約7割が推奨や再訪を示す意向を持っています。アレルギー表示はホテルの信頼を支えるインフラとも言えます。
一方で、現場ではアレルギー表示の作成が大きな負担となっています。特に、誤表示のリスクや法改正による表示内容の更新が必要となり、人手不足の中での運営は厳しさを増しています。このため、アレルギー表示の取り組みはすなわち、より多くのリソースを必要とすることが問題になっています。
画期的な連携内容
この連携により、CAN EATのアレルギー管理サービスを通じて判定したアレルゲン情報から、カーデックスのカードプリンタ「Edikio」を用いてメニューカードをその場で印刷できるようになります。プロセスは以下の通りです:
1.
撮影 - スマートフォンで食材の情報を撮影します。
2.
判定 - CAN EATの自動判定エンジンと専門家のダブルチェックでアレルゲン判定を行います。
3.
印刷 - 決定した情報を即時に印刷します。
この3ステップにより、従業員の負担を軽減し、誤表示のリスクも最小化されます。
今後の展望
アレルギー当事者世帯は今後さらに増加する見込みで、そのニーズに応えるためには、より多くの業態でアレルギー表示の取り組みが必要です。両社はこのシステムの普及を通じて、すべてのお客様が安心して楽しめる環境づくりを進めていくことでしょう。
代表者のコメント
CAN EATの田ヶ原絵里 CEO は、「アレルギー対応は正確な判定だけで終わりではなく、ゲストの目に届く表示が重要です。この連携により、表示の誤りを防ぎ、アレルギー対策が一段と向上すると期待しています」と述べています。
カーデックスの坂東信弘代表取締役も、「エディキオは見栄えだけでなく、安全性も考慮したメニュー表示として広く利用されることを望んでいます」とコメントしています。
このように、新たな試みが食を楽しむすべての人々に安心をもたらすことでしょう。今後の動向を注目していきましょう。