近畿大学が救命講習会を開催
福岡県飯塚市に位置する近畿大学産業理工学部が、2025年7月に「令和7年度救命講習会」を開催します。これは、教員を志望する学生と教職員を対象にした重要な訓練で、特に教育実習を控えた学生が参加することになっています。
講習会の目的
この講習会は、緊急時に適切な応急処置を行える力を養うことを目的としています。特に心肺蘇生法(CPR)やAED(自動体外式除細動器)の使用方法を学ぶことで、日常生活や学校現場での突然の事故や病気に対処できるようになります。
星印の動向
文部科学省が教員候補者に対し、緊急時の一時救命措置の訓練を義務付ける動きがあり、近畿大学はこの方針に従い、全ての教育実習を控えた教職課程の3年生66人が参加することを決定しました。これにより、より多くの学生が必要な知識と技能を身に付けることができます。
講習会の詳細
日時
- - 2025年7月1日(火)、4日(金)、7日(月)
- - 各日とも9:30~11:00
場所
近畿大学福岡キャンパス
福岡県飯塚市柏の森11-6
最寄りのJR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分の距離にあります。
対象
合計で多数参加することで、充実した講習内容になります。
飯塚消防署の協力
また、講習会は飯塚消防署の協力のもとで行われるため、実際に現場で活躍するプロからの指導を受けることができ、実践的な知識を身につけられます。これにより、学生は理論だけではなく、具体的な現場経験にも基づいた指導を受けることが期待されます。
参加する意義
この講習会に参加することにより、学生たちは、緊急時の動き方や、実際に使用する際の注意点を理解し、万が一の際には他者の命を救うことができる力を養います。これは、教員としてキャリアを歩む上での重要なスキルとも言えるでしょう。
近畿大学は、未来の教員を育成するだけでなく、社会全体に貢献できる存在へと成長することを目指して、こうした活動を続けていきます。このように、緊急時の対応についてしっかりと学ぶことは、いかなる職務においても重要であり、今後もこうした機会を増やしていくことが求められます。