株式会社ガラパゴスの新機能発表
最近、株式会社ガラパゴスは、その提供するWeb広告データ活用ツール「AIR Connect」に新たに「Googleスプレッドシート連携」機能を搭載したことを発表しました。これにより、広告アカウントとの連携がなくても、スプレッドシートを介して広告配信データやバナー画像を簡単に取り込むことができるようになります。
Web広告データ連携の課題
これまで広告配信データとGoogle Analytics 4のデータを統合することは、特に広告代理店を介して広告が運用されている場合、直接的な連携が難しい場面では難しいものでした。このような状況において、企業は効果測定や迅速な意思決定を行うことが困難であるといった問題を抱えていました。「AIR Connect」やその集客レポートは、こうしたマーケティング活動を支援してきましたが、さらにデータ取得のハードルを克服する必要がありました。
スプレッドシート連携による新たな可能性
新たに追加されたスプレッドシート連携機能によって、広告アカウントを連携せずとも全てのユーザーが、バナー画像のサムネイルやクリック数、コンバージョン数などのパフォーマンスデータを一目で確認できるようになります。この機能により、企業は必要なデータを手動で処理する手間を省き、完全なデータを背景にした意思決定を行うことが可能です。
ガラパゴスでは、GoogleやMeta、Yahoo!の広告アカウントから自動的にデータをスプレッドシートに抽出するGoogle Apps Scriptも提供しています。これにより、データ分析に要する時間を大幅に短縮することができるのです。
新機能がもたらす価値
ガラパゴスの新機能は、以下のような価値を提供しています。まず、分析にかかる工数を削減し、効率化と確実性の向上を促進します。手作業による確認作業が減少するため、分析の速度と信頼性が高まります。また、広告アカウントを直接連携できない場合でも、スプレッドシートを利用した視覚的でわかりやすいレポート作成が可能になります。
AIR Connectについて
「AIR Connect」は、Web広告の運用に欠かせないPDCAサイクルを精度高く行うためのアクセス解析およびデータ可視化ツールです。広告配信データ、GA4データ、CRMデータを一元管理し、広告のパフォーマンスや流入成果を統合的に可視化します。これにより、マーケティング担当者が広告運用の効率を高めやすくなります。
会社情報
株式会社ガラパゴスは、2009年に設立されたテクノロジー企業で、広告クリエイティブの制作や改善サービス、スマートフォンアプリの開発を手掛けています。彼らは「プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく」というミッションのもと、「デジタルモノづくり産業革命」を目指しています。
企業情報
- - 会社名: 株式会社ガラパゴス
- - 所在地: 東京都千代田区神田神保町2-14 SP神保町ビル8F
- - 代表者: 中平健太
- - 設立: 2009年3月
- - 資本金: 5,000万円
- - Webサイト: 株式会社ガラパゴスコーポレートサイト