九州電力株式会社は、マンション向けEV充電サービス「PRiEV(プライブ)」の九州エリアにおける電力を、原則として全て再生可能エネルギー由来に変更したことを発表しました。
これまで首都圏と九州エリアで提供されてきた「PRiEV」ですが、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、九州エリアでは原則全て再エネ由来の電力を使用することになりました。高圧一括受電マンションなど、九州電力株式会社が小売電気事業者から直接電気を購入できない一部のケースを除き、原則として再エネ由来の電力を利用します。
この取り組みは、不動産業界における脱炭素化への貢献を目的としています。再生可能エネルギー由来の電気を活用することで、環境負荷の少ないEVライフを実現し、環境配慮型のマンション開発を支援します。また、より環境にやさしくEVを利用したいというEVユーザーのニーズにも対応していくとのことです。
今後は、首都圏エリアにおいても、再エネ由来の電気を用いた「PRiEV」の提供に向けた検討を進めていく予定です。
九州電力グループは、再エネ由来の電気を用いたEVの普及拡大に取り組むことで、脱炭素社会の実現に貢献するとともに、九州から日本の脱炭素化をリードする企業グループを目指しています。