未来の食卓を彩る特別な『おいしい』体験を探求する旅

食の未来を切り拓く「おいしい」の物語

2023年、私たちSNOWJEWELSは、未来の食卓に特別な「おいしい」を届けるためのプロジェクトを始めました。私たちの目指す未来は、ただ食を消費するのではなく、人々が関わり合い、共創することで生まれる「おいしい」です。近年、食にまつわるさまざまな問題が深刻化しています。食糧不足、環境問題、大量の食品ロスなど、解決すべき課題は多岐にわたります。私たちは、こうした問題に目を向け、より良い未来のために行動しています。

一皿の中にある物語

例えば、都内のビストロで供された山形のさくらんぼ。食材には、このさくらんぼがどのように育てられ、誰が関わっているのかが記されています。「このさくらんぼは〇〇さんが支援している山形の畑で育ちました」。この一言が、大切な人とのつながりを感じさせます。食べる行為が、ただの作業ではなく、喜びや感動をもたらす瞬間になるのです。

シェフと農家の共同作業

ビストロのシェフもまた、物語の一部です。「料理は台所ではなく、畑から始まる」。地域の特性を理解し、農家と共に考え抜いて作り上げた料理には、単なる味を超えた意味が込められています。例えば、山形のさくらんぼは昼夜の寒暖差が糖度を高め、シェフはその甘みを最大限に生かす方法を模索します。こうして生まれたデザートには、単なる食材の美味しさだけでなく、いくつもの人々の思いや努力が詰まっています。

「おいしい」を通じたつながり

私たちの願いは、「おいしい」が世界の共通語になること。誰が、どのように作り、どこで食べるのかという物語が、人々の間に幸福感をもたらします。このような共創的な食文化を通じて、争いのない世界を目指すのです。

フラットな関係を築いて

SNOWJEWELSは、農業、食、観光など多様な分野と連携し、「つくる人」と「食べる人」がつながる新しい形を作ろうとしています。私たちのビジョンは、自然や人々、地域社会が持続可能に循環する仕組みを構築することです。これは、ただ「おいしいものを届ける」だけの存在ではなく、関わった全ての人が「おいしい！」と言える関係性を築くことを目指しています。