沖縄の食品製造業が新たな時代に突入
沖縄県を拠点とする株式会社マルキン海産は、近年の業務改善に向けた取り組みとして、クラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」を導入しました。このシステムの導入によって、業務後のデスクワークにかかる時間が1時間からわずか15分に短縮され、結果的に75%もの作業工数削減を達成しました。
マルキン海産とは
マルキン海産は、沖縄で水産加工品の製造・卸売を行う企業であり、特にモズク加工では国内トップシェアを誇ります。また、自社ブランド「モズキッズ」を展開し、沖縄の特産物である紅いもや田芋などを活用した商品も手掛けています。
同社の主な得意先は、沖縄の量販店や学校給食センター、老人福祉施設、保育園など多岐にわたり、人々の食生活を支える重要な存在です。そのため、業務の安定性は企業の成長に不可欠であり、効率化は急務とされていました。
課題と解決策
マルキン海産では、これまで紙やExcelを利用した在庫管理を行っており、在庫の正確性や作業の属人化が大きな課題でした。特に商品の特性上、ロットや在庫状況の把握が非常に重要で、リアルタイムな在庫管理が求められていましたが、その実現は困難でした。
このような背景から、マルキン海産は「ロジザードZERO」を導入し、業務のデジタル化を推進することになりました。ハンディターミナルを使用して、入出庫業務のルールを統一し、現場作業の標準化と在庫データのリアルタイム管理を実現。これにより、在庫精度の向上と誤出荷のリスク低減が実現しました。
労働環境の改善
新しいシステムの導入により、作業の属人化が解消され、スタッフは誰でも同じスピードと精度で業務を行えるようになりました。現場の作業状況が明確に可視化されたことで、より安定した物流運用が実現し、業務負荷の減少とともに社員の士気も上がっています。
クラウド管理の利点
「ロジザードZERO」は、クラウドベースのシステムであるため、導入後すぐに業務に活用できるのが大きな特徴です。具体的には、1日平均60分要していた入力作業がわずか15分に短縮され、作業後すぐに帰れる環境が整いました。また、入力ミスも激減し、職場の雰囲気が明るくなったとのことです。
経営理念と将来の展望
マルキン海産の経営理念には「一生を託すのにふさわしいやりがいのある会社を目指す」という言葉があります。従業員満足を最優先事項とする同社は、今後も品質第一の商品創りと質の高いサービスを追求していくとしています。
業務の効率化を実現したことは、社内の働き方にも変革をもたらし、今後のビジネス展開においてもプラスの影響を与えることでしょう。
マルキン海産の業務改善に向けた取り組みは、沖縄の食品製造業に新たな風を吹き込むものであり、他の企業にも大いに参考になる事例と言えるでしょう。
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