静岡大学が新たな挑戦に乗り出す
国立大学法人静岡大学が、文部科学省の「令和7年度補正予算 産学連携リ・スキリング・エコシステム構築事業」に採択されたことが発表されました。本事業は、地方での人材不足を背景に、ウェルビーイングを重視した人材育成のプログラムを策定するものです。
人材不足が深刻な現状
近年、日本全体で人材不足が顕著となっており、特に地方においてその影響が深刻です。これに伴い、働き手が一人ひとりの能力を最大限に発揮できる環境作りが急務となっています。そこで、新たなアプローチとして注目を集めているのが「ウェルビーイング経営」です。これは、個々人の幸福度や健康を重視し、持続的な成長を支援する経営スタイルです。
ウェルビーイング経営の注目が高まる
静岡大学では、昨年度に「個人と組織のウェルビーイングを高める人材育成プログラム」を開催し、15名の経営者や人事担当者が参加しました。このプログラムを通じて、長期的に役立つ実践的なスキルを学び、その後の成果としてプロジェクトの立ち上げやマネジメント職への昇進が見られています。
高度な人材育成を目指す
本事業の目的は「人と組織の持続的成長に貢献するウェルビーイング人材育成エコシステムの形成」です。このエコシステムでは、企業や行政、大学が一体となり、高度なウェルビーイング経営を実践できる人材を輩出することを目指します。加えて、新たに設立される「Shizuoka Hub for Advanced Professional Education(SHAPE)」では、さまざまな講座が提供される予定です。
オンデマンド形式で学びやすい環境を提供
SHAPEでは、ウェルビーイングに関連した講座が開講され、受講者は地域や勤務状況に関わらず、自由に学ぶことができる環境が整備されます。また、修了生を中心としたネットワークの構築や、地域企業との共同プロジェクトが進められ、地域課題の解決能力を育成する取り組みも行われる予定です。
未来を見据えた地域づくり
静岡大学は、この事業を通して地域社会との連携を強化し、持続可能な地域づくりに向けた人材育成を推進していく考えです。ウェルビーイングを基盤にした新たな価値の創出が期待されています。今後も静岡大学の動向に注目です。
事業概要
- - 事業名: 人と組織の持続的成長に貢献するウェルビーイング人材育成エコシステムの形成
- - 採択事業: 文部科学省 令和7年度補正予算 産学連携リ・スキリング・エコシステム構築事業 メニュー①「地方創生」
- - 実施主体: 静岡大学
- - 事業期間: 令和8年度