LivMap 4.0 リリース
株式会社はんぽさきから、チーム向けの共有地図アプリ「LivMap」がバージョン4.0にアップデートされ、新機能が追加されました。このバージョンアップでは、ユーザーが保有するGISデータを取り込むことができる「地図をつくる機能」と、チームメンバーとリアルタイムでコミュニケーションが取れる「チャット機能」が追加されました。
地図をつくる機能
機能概要
新たに追加された地図をつくる機能では、アップデート以前は標準の地図や特定のタイルサービスのみを使用していたLivMapが、顧客の持つGISデータを背景地図として利用可能になります。今回のアップデートでは、ラスターデータに対応しており、GeoTIFFやGeoPDFの形式でデータが取り込めるようになりました。
この機能によって、利用者は現場に即した地図を簡単に作成でき、アプリ版でも自由に表示可能です。なお、シェープファイルやGeoJSONといったベクターデータについては、今後のアップデートでユーザー自身が取り込める機能が追加される予定です。
活用例
この機能を利用することで、現場の状況に合わせた独自の地図を作成できるため、設備管理や現地調査、農林水産業、災害対応など、さまざまな分野での効率化が期待されます。例えば、災害時にはその地域の地理的特徴を反映した地図をリアルタイムで生成し、必要な情報を即座にチームで共有することが可能になります。
チャット機能
機能概要
LivMapのタイムライン上で新たに追加されたチャット機能では、テキストメッセージのやり取りを行うことができます。ユーザーはメンション機能を使って特定のメンバーにメッセージを送ることができ、受け取った側はリアルタイムで通知を受け取ることが可能です。
この機能により、他のアプリを開かなくてもLivMap内で現場の状況を即座に共有でき、緊急時の連絡もスムーズに行えるようになります。これにより、チーム内のコミュニケーションがさらに活発化し、業務効率の向上が見込まれています。
LivMapのサービス概要
LivMapは、デジタル地図を活用して現場業務のDXを実現するためのツールです。必要な地図を持ち出し、現場の状況をリアルタイムで把握および蓄積することで、さまざまな業務での効率化を図ります。の
価格とサポート
LivMapには無料版のほか、有料版があり、1ユーザーの月額料金は800円からです。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください:
LivMap公式サイト
受賞歴
LivMapは、沖縄県名護市主催の「オープンイノベーションコンテスト」で最優秀賞を受賞するなど、さまざまなコンテストでも評価を受けています。このことからも、業界における確かな地位を築いていることが伺えます。
会社情報
株式会社はんぽさきは、地理情報の管理と共有化に関する社会課題を解決するために設立されました。今後もユーザーの声に耳を傾け、機能改善に努めていくとしています。また、公式ウェブサイトやお問い合わせフォームを通じて、より詳しい情報を取得することが可能です。
会社名:株式会社はんぽさき
所在地:東京都港区虎ノ門5-9-1
代表者:小林俊仁
設立:2020年6月11日
* 電話番号:03-6161-6035
LivMapの新たな展開を通じて、フィールド業務のDXが一層進化していくことに期待が高まります。