ネッスー株式会社、インパクトスタートアップ協会に正会員として参加し子ども支援の新たな一歩

ネッスー株式会社、インパクトスタートアップ協会に正会員として入会

東京都世田谷区を本拠地とするネッスー株式会社は、2025年1月16日より一般社団法人インパクトスタートアップ協会に正会員として加入することを発表しました。これは、同社が「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を目指す活動を通じて、社会にポジティブなインパクトをもたらすことを意図しています。

入会の背景とビジョン

ネッスーは2022年に創業し、「こどもの機会格差の解消」という明確なミッションを掲げています。具体的には、こども食堂や食品を必要としている世帯に向けたフードバンク事業、家族との時間を大切にするネットスーパー事業、環境に配慮したエコ資材販売事業の3つを核に活動しています。このミッションを達成するために、政府や自治体、市民団体と協力し、困難を抱える子どもたちのための支援を展開しています。

新たなフードバンク事業の展開

特に注目すべきは、2024年から開始予定の「こどもふるさと便」というフードバンク事業です。このプロジェクトは、企業や個人がふるさと納税を通じて、子どもたちに食品支援を行う新しい仕組みを築くものです。生産者と連携することで、家庭や地域で不足しがちな新鮮な食品を安定的に供給し、困難を抱える家庭に寄付するシステムが整いました。これにより、支援が行き届く地域が広がると期待されています。

また、規格外野菜や未利用魚を有効に活用することで、生産者の収入増にも寄与しており、地域の活性化にもつながっています。このような取り組みは、地域社会において信頼関係を築き、持続可能な形で問題を解決する助けとなります。

インパクトスタートアップ協会の役割

インパクトスタートアップ協会は、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させる企業を支援するために設立されました。協会は政財官との連携を図り、ポジティブな影響を与えるスタートアップ企業が成長できる環境を整えることを目指しています。現在、206社の正会員と10社の賛同会員が集まり、協会の理念を共有しています。