全国保証、介護テクノロジー企業へ出資
全国保証株式会社(代表取締役社長:青木裕一)は、Spiral Capital株式会社(代表取締役:奥野友和)およびその傘下のSpiral Innovation Partners LLP(代表組合員:鎌田和博)との協力により、「全国保証イノベーション投資事業有限責任組合」を設立しました。このファンドを通じて、千葉県八千代市に本社を構える株式会社aba(代表取締役:宇井吉美)に出資を行うことが発表されました。
株式会社abaの概要
株式会社abaは、2011年に設立され、恒久的な社会福祉の一環として「テクノロジーで誰もが介護したくなる社会をつくる」というビジョンを掲げています。ABA社の主力製品である排泄検知センサー「Helppad(ヘルプパッド)」は、介護の現場に革新をもたらすことを目的としており、より多くの人々が安心して介護に携わることを期待しています。
出資の背景
近年、日本では高齢化が進み、介護ニーズが増加しています。その中で、介護業界は人手不足の問題に直面しています。aba社が開発した「Helppad」は、介護従事者の負担を軽減し、より効率的なケアを実現することが期待されています。全国保証株式会社は、このような先進的な技術を持つスタートアップに出資することで、質の高い介護サービスの普及を目指す姿勢を見せています。
全国保証イノベーションファンドの目的
全国保証イノベーションファンドは、不動産テックやフィンテック、住生活関連サービスなどを主な対象とし、先進的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップ企業への出資を推進しています。このファンドの目指すところは、独創的なアイデアを持つ企業との連携を通じて、信用保証の審査をはじめとする総合的なサービスを提供し、顧客の「夢」と「幸せ」を実現することです。
共同の未来
全国保証とaba社は、今後両社の豊富な知見やリソースを融合させ、住環境における新たな価値提供に取り組む意向を示しています。介護関連のビジネスは、単なる技術提供に留まらず、社会全体の幸福度を向上させるための重要な要素といえるでしょう。
ファンドの設立により、全国保証は介護分野における新たな可能性を切り開くことを目指しており、今後の展開に多くの期待が寄せられています。
問い合わせ情報
本件に関する詳しい情報は、全国保証株式会社の経営企画部グループ戦略推進室にて承ります。電話(03-4361-8620)またはEメール(
[email protected])にてお問い合わせください。