岡山大学が展開するBIZEN活動発信会の詳細
2025年7月24日、岡山大学病院にて「第18回 BIZEN活動発信会」が開催されます。この会は、国立大学法人岡山大学が産学共創とオープンイノベーションを推進するために設けたもので、医療界における新たなビジネスモデルや技術革新を模索する重要なイベントです。今回は、特に米国ニューメキシコ大学のメディカルスタートアップに焦点を当て、その先進的なエコシステムについて学びます。
BIZENプロジェクトとは
「BIZEN」は『Business Innovation Zone for Entrepreneurship』の略で、医療分野におけるイノベーション創出を志向するプロジェクトです。岡山大学は、産学共創による地域の活性化を目指す取り組みの一環として、医療関連のスタートアップ企業との連携を強化しています。これにより、研究と実践の現場が密接に結びつき、イノベーションの種が生まれる環境を整えています。
2020年度には、内閣府の「国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択され、医療系活動の促進とスタートアップとの協働活動を通じて収益の増強を図ってきました。また、岡山大学病院を中心にしたオープンイノベーションラボの設置が報告され、企業ラボ「BIZENラボ」では様々なパートナーと連携しながら新技術の開発を進めています。
BIZEN活動発信会の内容
イベントはハイブリッド形式で実施され、参加者は現地会場として岡山大学病院鹿田会館のBIZENフリースペースに集まることができます。また、遠方からの参加者向けにオンラインのZoomセッションも用意されています。プログラムの中では、岡山大学名誉教授の四方賢一氏による「特定臨床研究による糖尿病性腎症治療薬の新たなエビデンスの創出」や、株式会社Medswellの木村郁哉氏による「薬剤師・薬学部生向けアプリを全国へ展開する戦略と反省」といった講演が行われます。
誰が参加できる?
BIZEN活動発信会は企業関係者、研究者、医療従事者、学生を対象としており、参加費は無料です。この機会に医療系スタートアップや新しいビジネスモデルに興味を持つ方々が集まり、情報共有とネットワーキングの場となるでしょう。特に、イノベーションの種を広げたい企業や研究者にとっては、貴重な機会です。
参加方法
参加を希望する方は、公式ウェブサイトから申し込むことができます。事前の登録が必要とのことですので、興味のある方はお早めにお申し込みを。ウェブサイトのリンクは
こちらです。
終わりに
岡山大学によるBIZENプロジェクトは、地域の医療イノベーションを進める上で重要な役割を果たしています。多様なバックグラウンドを持つ方々が集うこの活動発信会は、今後の医療業界における新しい可能性を探る場として期待されています。地域医療の発展に寄与するために、ぜひこの機会を活かしてください。