Vungle、日本で動画広告拡大
2016-03-03 11:00:01
日本市場に本格参入したVungle、動画広告の新時代を切り開く
Vungleの日本市場進出
世界で2億人以上のユーザーを抱える動画広告プラットフォーム、Vungleが日本市場に本格的に進出します。Vungleは、25億以上の月間ビューを誇り、18,000を超えるアプリに広告を配信しており、その強力なネットワークを利用してデベロッパーや広告主の収益最大化を支援することを目的としています。
Vungleのサービス内容
Vungleの特徴的な点は、動画広告をゲーム内機能に自然に統合する技術です。このアプローチにより、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができ、広告がユーザーにとっても魅力的なものとなります。動画広告は、モバイルアプリの利用が増える中で重要なマーケティング手法として位置付けられています。
VungleのCEO、ゼイン・ジャファーは「アプリケーションが消費者のデバイス利用時間の約90%を占めている中で、アプリ内動画広告は大きな可能性を秘めている」と述べており、Vungleの技術が日本市場でも大きな影響を与えることを期待しています。
日本市場のポテンシャル
日本は既にモバイルテクノロジーのリーダーとしての地位を確立しており、2014年にはモバイルゲーム市場が約60億ドルの価値に達しています。デジタル広告エージェンシーのサイバーエージェントによると、日本の広告主の50%以上が2016年までに動画広告を利用しているとのことです。市場はさらに成長を続け、2017年には880億円に達する見込みです。
Vungleは、グリーアドバタイジングやソニー・ピクチャーズ エンタテインメントなど、国内の主要デベロッパーともパートナーシップを結んでおり、今後本格的なサービス提供を行っていく予定です。
パートナーの声
グリーアドバタイジング株式会社のCEO、岡田拡才氏は、「Vungleとの提携により、高品質なアプリ動画広告を提供することで、クオリティの高いユーザー獲得が実現しました」と語っています。彼は、Vungleのグローバル展開が日本・アジア市場においても大きく貢献することに期待を寄せています。
Vungleの影響力
Vungleの広告は18,000以上の人気アプリに掲載されており、SupercellやSEGAといった主要デベロッパーが名を連ねています。毎月20億人以上のユーザーにリーチするVungleは、Google VenturesやThomvest Venturesからの投資を受けており、サンフランシスコ、ロンドン、ベルリン、北京、東京、ソウルに拠点を展開しています。
CEOゼイン・ジャファーの背景
ゼイン・ジャファーは15歳でIT起業をし、その後も多くのベンチャー企業を立ち上げてきました。Vungleの創業からわずか半年で5,000万を超えるユーザーを獲得し、彼の手腕が高く評価されています。また、フォーブスの注目すべき30歳以下の30人の企業家に選ばれた実績も持っています。彼の経営手腕がVungleの成長を引き続き支えるでしょう。
まとめ
Vungleの日本市場進出は、多くのデベロッパーと広告主にとって、新たなビジネスチャンスを意味します。動画広告市場が進化し続ける中で、Vungleはその先駆者として、日本国内でさらにその存在感を高めることでしょう。モバイル動画広告の未来が形作られつつある今、日本のデジタルマーケティング界におけるVungleの役割から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社Vungle
- 住所
- 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー17階
- 電話番号
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