ブランド許諾管理の課題
2024-10-21 11:03:15

経営層と従業員の意識ギャップが浮き彫りに!ブランド許諾管理の現状とは

経営層と従業員の意識ギャップが浮き彫りに!ブランド許諾管理の現状



近年、企業間でのブランドロゴやデータの使用について、適切な管理と許諾が求められています。株式会社ロゴラボが実施した調査によると、経営層と従業員の間でブランド許諾管理についての認識に大きな違いがあることが明らかになりました。この調査は、B2B企業のマーケティング部門に属する人々を対象に行われ、彼らのブランドデータの扱いや許諾状況についての実態を浮き彫りにしています。

調査の概要


近日発表された『ロゴ等の他社ブランドデータの許諾管理』に関する調査は、2024年10月17日から18日に開催されたアドテック東京のロゴラボ社のブースにて行われました。調査対象は、B2B企業に所属するマーケティング関連の従業員と経営層で、有効回答数は86名です。調査の結果、経営層の97%がブランドデータの許諾管理の重要性を認識している一方で、従業員の意識は79.6%にとどまりました。

このように経営層はブランドデータの適切な管理に関して高い意識を持つものの、実際の業務内容に対する理解は不十分とのことです。特に、他社ロゴの使用に関する許諾管理について、経営層の27%は「適切に管理できている」と答えていますが、実際に現場の従業員ではわずか8.2%の人しか同様に感じていないことが分かりました。

認識のギャップ


調査結果を見る限り、経営層は自社の許諾管理体制が整っていると信じているのに対し、現場の従業員はその実情について疑問を抱いているようです。経営層から現場のマンパワーに任せていると言われる一方で、従業員のコメントには、情報が不明確なために周囲に確認をしながら業務を進めているという実態が浮かび上がります。特に、他社ロゴの取得についての情報が失われたり、適切に管理されていないデータが倉庫に散乱しているなど、日常的な業務の中で多くの課題を抱えています。

経営層の声


ある経営層の役員は、「許諾管理は当然必要で自社で管理できているはず」と前向きな意見を述べつつも、過去にロゴデータを無断で使用し、苦情を受けた経験を明かしました。彼は、現場業務が全て適切に管理されているわけではなく、仕組み化ができていないことに潜在的なリスクを抱えていると感じています。

従業員の声


一方で、従業員からは「経営は仕組み化よりもマンパワーに期待しているが、実際には限界がある」という声が聞かれます。他社のロゴ使用について、適切に取得したかどうか不明な場面が多数あり、それによってリスクが増加していることが懸念されています。また、過去のデータが散逸し、現場での引き継ぎが難しいという問題も指摘されています。

解決の道筋


この認識ギャップを解消するためには、経営層が現場の実情に目を向け、効率的な管理体制を整える必要があります。また、現場の負担を軽減し、業務の属人化を防ぐためには、適切な仕組み作りが急務です。特に、日常業務におけるブランドデータの適切な管理を支援するため、ロゴラボが提供するブランド許諾管理SaaSの活用が期待されます。

まとめ


ロゴラボによる調査結果からは、B2B企業におけるブランドデータの許諾管理が十分ではないことが浮き彫りになりました。経営者の意識と現場の実情には明確なギャップがあり、これを埋めるためにはコミュニケーションやガバナンスの強化が必要です。

ロゴラボは、企業間でのブランドデータの許諾管理を受け持つプラットフォームとして、多くの企業に導入されています。業務効率を向上させるとともに、ガバナンスの強化にも寄与することが期待されています。

ロゴラボの詳細はこちら


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会社情報

会社名
株式会社ロゴラボ
住所
東京都中央区八重洲1丁目5-20
電話番号

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