隈研吾と東川町のコラボによるKAGUデザインコンペの開催
今年、北海道の東川町で行われた「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペの第4回目が、参加者数が増えて話題になっています。このコンペは、建築家の隈研吾氏と東川町が連携して、KAGU、すなわち家具にまつわる新しいライフスタイルを提案するための取り組みとして実施されています。今回のテーマは「動物と生きる家具」。
コンペの概要
このコンペは、世界中の30歳以下の学生を対象に、KAGUが持つ可能性を広げることを目的としています。特に、家具と生き物の関係に焦点を当て、豊かな暮らしを育むことを目指している点が特徴的です。
公募は2024年11月1日にスタートし、同年12月30日まで受け付けられ、最終的に440件の素晴らしい作品が世界27カ国から集まりました。その結果、選ばれた10作品が3月29日(土)に東川町で行われる公開プレゼンテーションに向けて、準備が進められています。
入選者と作品の紹介
入選した作品には、日本を含む韓国、アメリカ、中国、タイ、ミャンマーなどからの参加者が名を連ねています。入選者は次の通りです:
- - 森川誌穏、高橋春菜(日本)
- - Park Se Yeon、Hong Ye Jin(韓国)
- - Pharkin Patthanangkoor、Boontida Surin(タイ)
- - Justin Wan、Shengtao Shen(アメリカ)
- - Kyal Sin Moe(ミャンマー)
- - Jiupeng Wang、Yuxuan Li、Junqing Hao(中国)
- - Jihan Park(韓国)
- - KANG MINKYUNG、KANG DONGWOO、PARK SUYEON(韓国)
- - SE HWA PARK、MINWOO MUN、HYUNGJUN JEON(韓国)
- - Aisha Iyengar、Maya Shamir(アメリカ)
これらの作品がどのように動物と家具の新しい関係を表現しているのか、公開プレゼンテーションは見逃せません。また、最終審査の結果発表も同日に行われるため、注目が集まります。
まとめ
第4回「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペは、若手の才能を育てるだけでなく、地域の特色を生かしながら、世界中の学生にデザインの可能性を広げる素晴らしい機会となっています。今後もこのような取り組みを通じて、東川町が持つ「写真文化首都」としての魅力を発信していくことが期待されます。
このコンペがもたらす新たなライフスタイルの提案を楽しみに、東川町でのイベントに足を運んでみることをお勧めします。