ハワイ発、環境に優しいフレンチレストラン「natuRe Tokyo」
東京都新宿区にある「natuRe Tokyo」が、自家製アサイーボウルのテイクアウトを開始することを発表しました。2024年8月6日から提供されるこの新しいメニューは、ハワイのワイキキで人気のフレンチレストラン「natuRe waikiki」の姉妹店で、サステナビリティを重視したアイランドフレンチとして登場します。
「natuRe Tokyo」では、ハワイの定番であるアサイーボウルを独自のアレンジで提供。特に、ハワイ島のビッグアイランド・ビー・ハニーと香ばしいキャラメリゼされたマカダミアナッツが加わり、ハワイの風を感じる味わいを楽しむことができます。これにより、アサイーボウルは自家製ながらもリッチな仕上がりに。
自家製アサイーボウル
新メニューの「ハウスメイドアサイーボウル」は、自然由来のピーナッツバターやハワイ産のビッグアイランドハニーが使われており、優しい甘さを感じられます。さらに、キャラメリゼされたマカダミアナッツの香ばしさとサクサク感が加わり、見た目にも鮮やかな一品となっています。
注文時には「ハウスメイド アサイーボウル」の単品が1,500円、そして氷温熟成コーヒーセットとのコンビネーションも2,000円で楽しむことができます。ペットボトルなどの環境負荷を減らすため、テイクアウト容器にも配慮したサステナブルな選択肢を取り入れています。
「natuRe Tokyo」の理念
「natuRe Tokyo」は、レストランの繊細さとビストロのカジュアルさを併せ持ち、高級感を覚えさせる一方で、いつでも気軽に訪れることができる魅力を持っています。クリエイティブディレクターである小川苗氏が国内外の星付き店で培った経験を生かし、地元の新鮮な食材をふんだんに利用し、サステナビリティを考えたメニューを提供しています。
特に「ファーム・トゥ・テーブル」という考え方を深めることで、生産者と消費者の距離を縮め、地元食材の使用を促進しています。日本の食材をフレンチの調理技法で仕上げることで、独自の食文化の創造に取り組んでいます。
クリエイティブディレクター・小川苗氏の経歴
小川苗氏は1992年東京都生まれ。服部栄養専門学校を卒業後、南青山の名店「NARISAWA」でキャリアをスタート。その後、ニューヨークやパリの星付きレストランでスキルを磨き、2017年に「PARIS.HAWAII」のスーシェフに任命されます。2019年には「RED U-35」で複数の賞を受賞し、その後「natuRe waikiki」のエグゼクティブシェフとしてハワイでの成功を収めました。
今後も小川氏は新たな料理スタイルを追求し続け、2024年の JAMES BEARD AWARDS の北西太平洋地域セミファイナリストに選出されるなど、注目の存在となっています。
自然と美を融合させたダイニング
「natuRe tokyo」は、料理だけでなく、環境への配慮も含めた新たなダイニング体験を創出しており、食を通じて持続可能な未来を共に築く提案をしています。地元の食材やサステナブルな選択肢を取り入れることで、訪れる人々に新たな価値を提供しているのです。
この新しいアサイーボウルを手に、是非とも「natuRe Tokyo」での食の冒険を体験してみてください。特別な味わいが、あなたをハワイのおいしさへと導くことでしょう。