コンタクトレンズの安全な使用法
現在、日本には約1,400万人のコンタクトレンズ使用者がいると言われています。これから新学期や新しい職場に向けて眼鏡からコンタクトレンズへの切り替えを考えている方も多いことでしょう。確かに、コンタクトレンズは視力を細かく調整でき、スポーツの際に邪魔にならず、ほとんどの人が快適に使用できる利点があります。しかし、一方で不適切な使用により、深刻な眼のトラブルを引き起こすこともあるのです。
コンタクトレンズのメリット
コンタクトレンズは眼鏡と比べて以下のような多くの利点があります:
1.
個別の度数調整が可能:視力の左右差があっても、それぞれの目に最適な度数を設定できます。
2.
スポーツ向き:運動中も視界が自由で、眼鏡のようにずれたり曇ったりする心配がありません。
3.
見た目の自由:目元が自然に見えるため、外見を気にする方にも好まれています。
トラブルの原因
しかし、これらの利点だけでなく、不適切な取り扱いや誤った使用方法は目の病気を引き起こす可能性があります。ドライアイや角膜感染症などはその代表的な例です。使用を開始する前に、正しい取り扱い法をしっかり学び、理解することが大切です。
日本医師会の取り組み
そのため、日本医師会では「健康ぷらざPlus」の最新号(Vol.5)において、コンタクトレンズの適切な使用に関する情報を特集しました。講師として堀裕一教授がリスクや病気の解説に加え、正しい扱い方についても詳しく説明しています。この内容は、1月6日から日本医師会の公式ウェブサイトでも閲覧可能です。
「健康ぷらざPlus」過去号には「思春期の多汗症」や「カフェイン中毒」といった他の健康テーマも取り上げられていますので、ぜひ併せてご確認ください。
お問い合わせ
特集に関しての問い合わせは、日本医師会の広報課(電話番号:03-3946-2121)までお気軽にどうぞ。日本医師会は全国の47都道府県医師会からなる学術専門団体で、医療の発展と公衆衛生の向上を目指してさまざまな活動を行っています。詳細は
こちらの公式サイトでも確認できます。
途切れた視界を快適にするために、そして何より目の健康を守るために、あなたも正しいコンタクトレンズの使用法を学び、実践してみませんか?