福岡で開催されたスポGOMIワールドカップ2025 福岡STAGE
2024年9月21日、小倉北区の堺町公園周辺で行われた「スポGOMI ワールドカップ 2025 福岡STAGE」では、全回転はマスト事項チームが優勝を飾りました。この大会は、スポーツとごみ拾いを結びつける新しい試みで、国や世代を問わず環境問題への関心を高めることを目的としています。
スポGOMIとは
スポGOMIは、3人1組のチームで制限時間内に指定エリアのごみを拾い、その量や種類に応じてポイントを競う競技です。日本発祥のこのイベントは、環境保護と地域貢献を融合させた新しい形のスポーツとして注目されています。
今回の大会には、16チーム、合計48人が参加し、所定のエリアでごみ拾いに取り組みました。優勝した全回転はマスト事項は、なんと12.9kgのごみを集め、1,798ポイントを獲得。準優勝のがめくりこむチームに843ポイントの差をつけ、華々しい勝利を収めました。
大会の意義
この大会は、「海ごみの8割は街ごみから」という意識を広めるために、海岸ではなく街中でのごみ拾いに力を入れました。福岡県内では歴史的な市場である旦過市場周辺を清掃することで、地域の活性化にも寄与しました。旦過市場は再整備のため解体工事が始まるため、参加者はレトロな雰囲気を楽しみながらごみ拾いに取り組むことができました。
参加者の声
優勝チームのメンバーは、スタート時にはごみがあまり見えなかったものの、自動販売機の裏などに隠れているごみが多いことに気づいたとのこと。彼らは、小倉の街を少しでもきれいにできたことに喜びを感じていました。スポGOMIを通じて、ゴミを減らす意識を高めることが重要であると訴えていました。
CHANGE FOR THE BLUEプロジェクト
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施され、海洋ごみ削減を目指しています。CHANGE FOR THE BLUEというプロジェクトでは、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごととし、行動を起こすことを促進しています。これは、スポGOMIを通じて地域コミュニティを活性化し、環境保護に対する意識を広める大きな機会となっています。
まとめ
福岡でのスポGOMIワールドカップを通じて、地域の清掃活動とともに環境意識の重要性が再確認されました。これからも、スポーツを通じた社会貢献の形が広がっていくことが期待されます。次回は、2025年に東京で開催予定のスポGOMIワールドカップ 日本 STAGEでも、さらなる活躍が期待されます。