ペルノ・リカールが推進する「RESPONSIB'ALL DAY」
フランスに本社を持つ国際的な酒類メーカー、ペルノ・リカール グループは、全世界の社員が企業の社会的責任について考え、行動する日「RESPONSIB'ALL DAY」を毎年実施しています。本年度はこの活動が12回目を迎え、「資源循環 - より循環的な世界を形作ろう」というテーマのもと、6月20日には世界75カ国の社員が一同に集まり、自分たちの責任について再認識しました。
日本法人における取り組み
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社は、東京文京区に本社を構え、代表取締役社長のトレイシー クワンの下、230名の社員が参加。その日は、特に「ボトルの流通とリサイクル」というテーマに焦点を当て、資源循環についての理解を深める様々なアクティビティが行われました。
この活動は、ペルノ・リカール グループが国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づいた2030年までのロードマップに沿った企業の社会的責任活動の一環であり、全社員が責任をもって取り組むことを目的としています。
活動内容と参加社員の声
「RESPONSIB'ALL DAY」の当日は、5R(RETHINK、REDUCE、REUSE、RECYCLE、RESPECT)の原則に基づいた活動が展開されました。社員は、以下の3つの体験に分かれて参加しました。
1.
廃瓶を使用したキャンドル作り: 「KOSelig JAPAN」の講師を招き、廃瓶をキャンドルホルダーとして使用したサステナブルキャンドルの制作ワークショップを開催しました。
2.
万華鏡制作: 江戸切子の技術を活かした万華鏡制作にチャレンジし、使用する素材に自社の廃瓶を取り入れることで、リユースの理念を体感しました。
3.
物流倉庫見学: 自社商品の流通の現場を確認し、物流倉庫での資源循環に関する取り組みを学びました。
参加した社員からは、「楽しく参加できて、S&R活動への理解が深まった」という声や、「環境への配慮について自信を持って答えられるようになった」という感想がありました。さらに、「物流倉庫の見学から資源循環の重要性をより一層認識できた」との意見も寄せられ、活動の意義が強調されました。
拡大生産者責任に基づく活動
今年の活動は、製品の生産段階や使用段階だけではなく、廃棄やリサイクルにまで責任を持つことにスポットを当てており、拡大生産者責任(EPR)の重要性を学ぶ機会となりました。ペルノ・リカールのミッション「GOOD TIMES FROM A GOOD PLACE - 安心の場所から楽しい時を提供」に基づいて、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動が続けられます。
未来に向けた目標
次回の「RESPONSIB'ALL DAY」は、2024年6月20日に予定されています。活動テーマは同じく「資源循環 - より循環的な世界を形作ろう」で、社員が主体となった様々な取り組みが期待されています。ペルノ・リカール・ジャパンは、持続可能な未来のための責任ある企業活動を今後も継続し、社会に貢献していきます。
ペルノ・リカール グループとその活動
ペルノ・リカールグループは、世界的なスピリッツおよびワイン産業のリーダーとして、環境保護や人材重視の方針のもと、持続可能性に向けた取り組みを進めています。企業理念として「from grain to glass(穀物からグラスまで)」を掲げ、商品のライフサイクルのすべての段階で、環境の持続可能性を意識した運営方針を採用しています。2030年に向けた目標として、資源循環への取り組みや適正飲酒の推進が強化されています。
ペルノ・リカールは、社員一丸となって、企業の社会的責任を果たすことを通じて、より良い未来を目指す活動を展開し続けています。