Anagog社、日本市場へ進出
エッジAI技術のリーダー、Anagog社とは
Anagog社は2010年にテルアビブで設立された企業で、エッジAI技術の分野で瞬く間に世界的リーダーとなりました。シリーズCのベンチャーとして、住友商事グループのIN Ventureやメルセデスベンツ、ポルシェなどの著名な投資家からの支援を受けています。これまで、フォーチュン500企業はAnagogの革新的なAI技術をアプリに取り入れ、新たなモバイルキャンペーンを展開しています。
大阪オフィス開設の背景
日本市場においても、彼らはすでに商談や実証実験を重ねてきましたが、特に日本のパートナー企業のニーズに応えるため、初めての駐在員事務所を大阪に開設しました。このオフィスは2021年7月1日に正式に稼働を開始しました。
Anagogの提供するエッジAI技術
Anagogは、移動体データを活用し、個人情報を直接収集することなく、ユーザーに最適な情報やサービスを提供できる独自の「JedAI」技術を開発しました。これにより、アプリユーザーの行動パターンを学習し、顧客維持率や売上、満足度の向上を実現します。そして、すべてのデータはユーザーのスマートフォン内に留まり、プライバシー保護にも配慮されています。
期待されるパートナー企業
Anagogは、小売、広告、通信、保険、自動車など、多様な分野の企業との提携を目指しています。特に、すでに一定のユーザーを持つモバイルアプリを持つ企業に焦点を当て、業界内でのシェアを拡大していく方針です。
実績とこれからの展望
Anagog社は、過去に日本でいくつかの栄えある賞を受賞しており、楽天やNTTデータなどとのコラボレーションも進めています。大阪オフィス開設後も、全国各地でのプロジェクトを展開する予定で、今後の成長が期待されています。
ワークショップの開催
これに伴い、Anagog社と共催で「Global Startup Event:Withコロナのリテールテック」というイベントを予定しています。このイベントでは、海外の小売業界における最新の動向を紹介できる良い機会となります。
公式情報と連絡先
Anagog社の公式ウェブサイトは
ここです。大阪オフィスに関する情報は株式会社グローバルDXが担当しており、こちらで詳細が確認できます(
グローバルDX)。
継続的なイノベーションと、業界のニーズに応える最先端のサービスを提供し続けるAnagog社の今後に目が離せません。